女の世紀を旅する
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2003年08月16日(土) 《 恋愛について 》 (世界の文学者の格言)

                2003.8.16








《 恋愛について 》 (世界の文学者の格言)





1 人生における最大の幸福は,われわれが愛されている,われわれ自身のゆえに愛されている…いやむしろわれわれ自身がこのようなものであるにもかかわらず愛されていると固く信ずることにある(ヴィクトル=ユーゴー )






2 人を愛するということは自分を愛するということです.自分を愛することがてきない者がどうして人を愛することがてきましょうか.(高見順 )






3 愛する,それはお互いに見つめ合うことでなくて,いっしょに同じ方向を見つめることである. (サン=テグジュペリ)






4 おお,愛はわれらを幸福にする.おお,愛はわれらを豊かにする.
                        (ハイネ)





5 恋の悩みほど甘いものはなく,恋の嘆きほど楽しいことはなく,恋の苦しみほど嬉しいものはなく,恋に死ぬほど幸福なことはない.  
                     (E.M.アルント)






6 日のひかり海より輝くとき,われはおんみを思う.月のひかり泉にきらめくとき,われはおんみを思う.(ゲーテ)






7 交際を気やすいものにするためには,めいめいがその人の自由を維持することが必要である.ひんぱんに会ってはいけない.会うにしても無理にせず,楽しみを分かつ程度にしなくてはならない.   
           (ラ=ロシュフーコー)





8 宇宙をただ一人の者に縮め,ただ一人の者を神にまで拡げること,それが恋愛である.    (ユーゴー )






9 恋愛というものは常に一時の幻影で,必ず亡び,冷めるものだ,ということを知っている大人の心は不幸だ.(坂口安吾『恋愛論』 )





10 恋愛とは何か.私は言う.それは非常に恥ずかしいものである.
           (太宰治『チャンス』)





11 官能欲なしにはいかなる恋愛も存在しない.恋愛あたかも帆船が風を利用するように,この粗野な力を利用する.(オルテガ=イ=ガセット)






12 .愛を求める心は,悲しい孤独の長い長い疲れの後にきたる.それは懐かしい,大きな海のような感情である.(萩原朔太郎)






13 魅力のあるもの,キレイな花に心をひかれるのは,誰でもてきる.だけど,色あせたものを捨てないのは努力がいる.色あせるとき,ほんとうの愛情が生まれる.(遠藤周作)






14 恋愛には4つの型がある.情熱の恋愛,趣味の恋愛,肉体の恋愛,虚栄の恋愛.(スタンダールの『恋愛論』 )






15 自分は愛されている,と思っている女はいつも魅力があるものだ.
            (伊藤整)






16 恋するとき人間の心は不思議に純になるのだ.人生の悲しみがわかるのだ.地上の運命に触れるのだ.    
        (倉田百三『出家とその弟子』)






17 ロッテは愛している!私を愛している! あの人が私を愛してから,自分が自分にとってどれほど価値あるものとなったことであろう.
        (ゲーテ『若きウェルテルの悩み』 )
 





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