女の世紀を旅する
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2003年08月03日(日) 《 男と女について 2 》 世界の文学者の格言

《男と女について 2 》 箴言集









1 わたしが女より男のほうが好きなのは,彼らが男であるからではない。彼らが女でないからである。    (スウェーデン女王クリスティーナ )






2 男たちがわたしたちに憐憫の情と敬意とを同時に起こさせるときには,わたしたちに対する彼らの支配力は無限になる。  (エッシェンバッハ )






3 男同士は,本来,おたがいに無関心なものであるが,女というものは生まれつき敵同士である。        (ショーペンハウエル)







4 自分の恋の勝利を決して自慢しない男は,なんといってもたくさんいるものである。しかしすべての女性は,恋に敗北したことを誰かに話さずにはいられないものだ。          (ベルナール )







5 男は自分の情熱を殺して,自分を殺さない。女は死ぬ気で愛する。 
                 (アルセーヌ=ウーセイ )







6 男が女に出会うとする。女の醜さが彼に不快の念を与える。しかし,もし彼女に気取りがなかったら,まもなく彼女の容貌が,その顔立ちの欠点を男に忘れさせる。彼はその女を可愛いと思い,愛することができるのでないかと考える。一週間後には彼はその女に夢中になる。
                 (スタンダール『恋愛論』)






7 男というものは,自分の愛している女を憎み,そしてどうでもよい女を愛するものだ。  
                (シュニッツラー『恋愛三昧』)






8 男は妻や愛人を嫌いだすと逃げようとする。だが,女は憎む男に報復しようと手元に押さえておきたがる。
               (ボーヴォワール『第二の性』)






9 国民性はつねに人間を通して,とりわけ女性を通して察せられる。
                 (アミエル『日記』)






10 女をよく言う人は,女を充分知らない者であり,女をいつも悪く言うひとは,女をまったく知らないものである。      (ルブラン)







11 女の欠点を知ろうとする者は,すべからく彼女の女ともだち前で,彼女をほめたたえてみること。
                (フランクリン『書簡集』)







12 女の友情はどこでも等しく不安定なものだ。総体的に女たちは信用しあうことができないのである。そのため親密さは,遠慮とか疑念とか真実の出し惜しみなどに手加減されて味が薄くなるのである。        
                  (モーム『作家の手帳』)






13 男たちは証拠にしたがって判断する。女性が愛していない時には,彼女はすでに手ごわい判決を下しているのである。       
( シラー『女性の判断』)






14 女の祖国は若さなのです。若さにあるときだけ,女というものは幸福なのですわ。          (ゲオルギウ『第二のチャンス』)







15 美しい女にはやがて飽きがくる。善良な女には決して飽きはこない。
               (モンテーニュ『随想録』)






16 女は決して自分の自然な姿を見せない。なぜならば女は,自然から生みつけられたままできっと人から好かれるものだという風に考えることの出来る男ほどのうぬぼれがないからである。 
        (ゲーテ『ヴィルヘルム=マイスターの修業時代』 )






17 女の身を滅ぼすかの流行という病にとりつかれて,無我夢中になっている,あどけない女たちの姿を,一服の絵にしてごらんなさい。そしてまた,女が無意識にしめす女性特有の羞恥を含んだ姿を一服の絵にしてごらんなさい。おそらく,一目で女というものをすっかり理解なさることでしょう
                (キルケゴール『追憶の哲理』)






カルメンチャキ |MAIL

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