女の世紀を旅する
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2002年12月31日(火) 2002年の日本と世界の十大ニュース

2002年十大ニューストップ(共同通信)   
                2002.12.31


●国内は日朝首脳会談・拉致5人帰国が1位  

【 国内編】
1 日朝首脳会談、拉致被害者5人帰国
2 日韓共催サッカーW杯
3 ノーベル賞初のダブル受賞
4 牛肉偽装事件、食品不正表示も横行
5 疑惑で田中真紀子氏ら4議員辞職
6 鈴木宗男議員逮捕
7 東電でトラブル隠し、原発停止広まる
8 デフレ対策決定、株価最安値(一時8303円へ)
9 倒産相次ぐ、失業率5・5%で最悪水準
10 住民基本台帳ネットワーク稼働
番外 毒物カレー事件で林被告に死刑判決  

【国内編・解説】


 (1)日朝首脳会談・拉致被害者5人帰国

 小泉純一郎首相は九月十七日、初めて北朝鮮を訪問し、金正日総書記と会談。金総書記は日本人拉致事件を認めて謝罪、両首脳は日朝平壌宣言に署名した。拉致被害者五人は十月十五日、二十四年ぶりに帰国。国交正常化交渉が再開されたが、北朝鮮側は五人の家族の帰国に応じず、核開発問題も絡んで難航している。



 (2)日韓共催W杯、日本決勝トーナメント進出

 サッカーのワールドカップ(W杯)が五月三十一日から六月三十日まで日本と韓国で共同開催された。両国の若い世代が相手国を応援し合うなど、複雑な歴史を持つ日韓関係に新局面を開いた。日本は目標の決勝トーナメント(ベスト16)に進出して列島が熱狂、ベッカム(イングランド)ブームにも沸いた。韓国はアジア勢史上最高の四位に。



 (3)初のノーベル賞ダブル受賞の快挙

 十月八日、東大名誉教授の小柴昌俊氏が「素粒子ニュートリノの観測」でノーベル物理学賞に、九日には島津製作所の研究者田中耕一氏が「タンパク質解析技術の開発」で化学賞に選ばれた。日本初のダブル受賞、科学分野で三年連続受賞で、日本の科学水準の高さをアピール。両氏の親しみやすさから広く関心を呼び話題になった。



 (4)牛肉偽装事件、食品不正表示も横行

 雪印食品が牛海綿状脳症(BSE)対策の国産在庫買い取り事業を悪用し、輸入牛肉を国産と偽って業界団体に買い取らせていたことが一月に発覚。詐欺容疑で同社の元専務ら七人が逮捕された。日本食品、日本ハムグループの牛肉偽装も事件化する中で、産地を偽ったり高級品を装ったりする不正表示も各地で相次いだ。



 (5)疑惑絡みで4議員が辞職

 社民党の辻元清美衆院議員は、元政策秘書の給与を事務所経費に充てていたことを認めて三月に辞職。自民党の加藤紘一衆院議員は元事務所代表の脱税事件の責任を取って四月に、田中真紀子衆院議員は秘書給与流用疑惑で八月にそれぞれ辞職。元政策秘書の公共事業口利き疑惑で四月に参院議長を退いた井上裕氏は、その後に議員も辞職した。



 (6)鈴木宗男衆院議員を逮捕

 国会の逮捕許諾を得て東京地検特捜部は六月十九日、五百万円のあっせん収賄容疑で鈴木宗男衆院議員を逮捕。八月には六百万円の受託収賄容疑で再逮捕し、最終的に計四つの罪で起訴した。国後島「友好の家」(通称ムネオハウス)など国会で噴出した鈴木議員をめぐる一連の疑惑では、鈴木議員のほかに外務官僚ら十一人が起訴された。



 (7)原発トラブル隠しで運転停止広がる

 八月、東京電力が原発の自主点検で損傷を隠していたことが発覚、社長らトップ五人が辞任した。東北、中部電力などでも国への未報告の損傷が判明。東電福島第一原発では国の検査でデータ偽装も発覚、運転停止一年と社員九人が処分された。安全確認のために東電の原発十七基すべてが止まるという電力供給上の異常事態になる可能性も。



 (8)総合デフレ対策決定、株価バブル後最安値

 政府は十月、金融機関の不良債権処理加速のため「金融再生プログラム」が柱の総合デフレ対策を決定。竹中平蔵・金融相が策定したプログラムは、公的資金注入による事実上の銀行国有化も視野に入れた。この「竹中ショック」で株価は銀行株を中心に下落、十一月十四日に日経平均株価終値はバブル後最安値の八千三百三円を記録した。



 (9)倒産相次ぐ、失業率5・5%で最悪水準

 佐藤工業や日産建設、大日本土木など一連のゼネコン破たんに加え、ゴルフ場運営会社の破たんも急増。製造業のほか居酒屋チェーン、家電小売り(第一家電など)にも倒産の波が広がり、デフレ不況が一段と深刻さを増した。五月以降に5・4%で高止まりしていた完全失業率は、十月には戦後最悪だった昨年十二月に並ぶ5・5%に再び悪化した。



 (10)住民基本台帳ネットワーク稼働

 行政機関が全国民の氏名、住所、性別、生年月日の四情報をオンライン上でやりとりする住民基本台帳ネットワークが、八月に稼働した。行政手続きで住民票の添付が不要になるなどメリットがあるが、住民票コードという番号を付けられることや、個人情報漏えいの不安から反発が強まり、東京都杉並区など一部自治体が参加を見合わせた。



※ (番外)毒物カレー事件で林被告に死刑判決
 和歌山市で四人が死亡、六十三人がヒ素中毒になった一九九八年の毒物カレー事件で、殺人罪などに問われた林真須美被告に和歌山地裁は十二月十一日、死刑判決を言い渡した。弁護側は直ちに控訴した。


◇      ◇      ◇


★国際は国連のイラク査察が1位

【国際編】
1 イラクの大量破壊兵器疑惑で国連査察再開
2 世界同時株安の様相、世界的IT不況
3 中国・瀋陽の日本総領事館に北朝鮮家族が駆け込み、亡命
4 中国共産党が胡錦濤総書記を選出
5 米国(ブッシュ)が北朝鮮、イラク、イランを「悪の枢軸」と非難
6 バリ島でイスラム過激派による爆弾テロ、邦人ら約190人死亡
7 北朝鮮(金正日)が核開発継続を認めたと米政府発表
8 欧州単一通貨ユーロの現金流通始まる
9 パレスチナで反イスラエル闘争長期化
10 アフガニスタンでカルザイ大統領就任、新政権発足
 


【国際編・解説】


 (1)イラクの大量破壊兵器疑惑をめぐる国連査察4年ぶり再開

 イラク(サダム・フセイン)の大量破壊兵器開発疑惑に対する国連査察が十一月二十七日、約四年ぶりに再開した。無条件査察を求めた安保理決議を受け入れたイラクは十二月八日、大量破壊兵器開発計画に関する申告書を提出。国連は査察と並行して、申告書内容の精査に入った。虚偽が判明すれば、安保理決議違反に問われる。



 (2)世界同時株安の様相、世界的IT不況

 米景気の先行き不透明感やイラク情勢を背景に日米欧の同時株安に歯止めがかからず、十月九日のニューヨーク市場は一九九七年秋のアジア危機以来、約五年ぶりに一時七三○○ドル台を割り込んだ。情報技術(IT)不況も一向に脱出の出口が見えないままだ。経営難の米通信大手ワールドコムは巨額の粉飾決算が発覚し七月に経営破たんした。


 (3)中国・瀋陽の日本総領事館に北朝鮮家族が駆け込み、亡命

 北朝鮮を脱出した一家五人が五月八日、中国・瀋陽の日本総領事館に駆け込んだが、中国公安当局は全員を拘束。その際の館内侵入をめぐるウィーン条約(公館の不可侵)違反問題で日中が対立。人道優先の国際世論に配慮した中国は結局、第三国移送を決め、一家は空路マニラ経由で十五日ぶりに韓国亡命を果たした。


 (4)中国共産党大会が胡錦濤総書記を選出

 中国共産党は十一月、第十六回大会を開き、中央委第一回総会で胡錦濤(こきんとう)総書記をトップとする新しい指導部を選出、江沢民前総書記らを継承する第四世代の体制が発足した。来春の全国人民代表大会で首相昇格が確実な温家宝副首相、曽慶紅前組織部長とのトロイカで中国を率いる。江沢民は党中央軍事委員会主席に留任し、影響力を確保した。


 (5)米国が北朝鮮・イラク・イランを「悪の枢軸」と非難

 ブッシュ米大統領は一月の一般教書演説で、大量破壊兵器の開発で脅威になる国としてイラク、北朝鮮、イランを挙げ「悪の枢軸」と非難。対テロ戦とともに、大量破壊兵器の拡散阻止を最重要課題に据える姿勢を鮮明にした。米政府は九月、敵対国家には先制攻撃も辞さないとする新たな安全保障戦略を発表した。


 (6)インドネシア・バリ島で爆弾テロ、邦人ら190人余死亡

 インドネシア・バリ島の繁華街クタ地区にある外国人観光客に人気のディスコで十月十二日、大きな爆発があり、日本人二人を含む約百九十人が死亡する大惨事となった。同島の米国名誉領事宅近くなどでも爆発が相次ぎ、メガワティ大統領は連続爆弾テロと非難。同国警察当局は十一月、事件の主犯格とされるイスラム過激派の容疑者を逮捕した。


 (7)北朝鮮が核開発継続を認めたと米政府発表

 米政府は十月、北朝鮮が核兵器用のウラン濃縮施設の建設継続を認めたと発表。朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)は十一月、核開発の完全放棄を求め、米朝枠組み合意に基づく重油提供を十二月から凍結すると決定。これに反発した北朝鮮は同月、核施設の稼働と建設を即時再開すると発表した。枠組み合意は崩壊の危機に直面。


 (8)欧州単一通貨ユーロの現金流通始まる

 欧州連合(EU)加盟十五カ国のうち英国、スウェーデン、デンマークを除く十二カ国で誕生した欧州単一通貨ユーロの現金流通が一月一日から始まり、ドイツ・マルクなど慣れ親しんできた通貨単位は姿を消した。ユーロは九九年一月から企業や銀行の帳簿上の通貨として使われてきたが、現金流通によりEUの市場統合が完成した。


 (9)パレスチナで反イスラエル闘争長期化、和平進展せず

 イスラエルの占領政策に対するパレスチナ住民闘争は九月で二年経過したが、パレスチナ側による自爆テロにイスラエルが攻撃を加え、報復の連鎖が続いた。シャロン政権は占領地撤退要求の国連決議を無視し続け、包括的和平の展望は見えないままだ。十一月にはケニアでイスラエル人を標的とした同時テロが起きた。


 (10)アフガニスタンでカルザイ大統領就任、新政権発足

 アフガニスタンで六月、最高意思決定機関の緊急ロヤ・ジルガ(国民大会議)が開かれ、暫定政権議長(首相)のカルザイ氏を国家元首に選出、同氏を大統領とする新政権が発足した。閣僚人事で民族バランスに配慮したものの、地方の軍閥支配が最大の障害。大統領暗殺未遂事件などが頻発、治安回復も急務だ。
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【2002年.訃報】
【2002年1月】

桂歌之助(落語家)2002/1/2、55歳

アルフレッド・H・ハイネケン(オランダのビール会社ハイネケンの元会長)2002/1/3、78歳

アンリ・ベルヌイユ(仏映画監督)2002/1/11、81歳

新島淳良(元早大教授、中国現代史)2002/1/12、73歳

永昌子(放送作家・タレントの永六輔氏の妻)2002/1/6、68歳

川野純夫(作家、田辺聖子さん夫)2002/1/14、77歳

ペギー・リー(米ジャズ歌手)2002/1/21、81歳

橋本清子(故吉村雄輝・日舞吉村流四代目家元の妻、俳優・池畑慎之介=ピーター=氏の母)2002/1/22、76歳

遠藤誠(帝銀事件主任弁護人、連続射殺事件の永山則夫元死刑囚国選弁護人)2002/1/22、71歳

【2002年2月】

海老一染太郎(太神楽の曲芸師)2002/2/2、70歳

舟越保武(彫刻家、文化功労者)2002/2/5、89歳

石橋広次(石橋ボクシングジム会長)2002/2/7、71歳

マーガレット王女(エリザベス英女王の妹)2002/2/9、71歳

館野守男(アナウンサー、元NHK国際局長)2002/2/28、87歳

白鳥邦夫(文芸評論家)2002/2/28、73歳

ハーバート・ホーク(戦艦大和を撃沈した元米海軍飛行士)2002/2/24、86歳

2002年3月】

半村良(作家)2003/3/4、68歳

今井俊満(フランスで活躍した世界的な画家)2002/3/3、73歳

はせさん治(俳優)2002/3/8、66歳

新倉俊一(東京大名誉教授、中世フランス文学)2002/3/7、69歳

佐川清(佐川急便の創業者)2002/3/11、79歳

古山高麗雄(芥川賞作家)2002/3/14、81歳  ラオスで終戦をむかえ,戦犯容疑者としてサイゴン中央刑務所に収監.その体験をユーモラスに描いた「プレオー8の夜明け」で1970年に第63回芥川賞を受賞

ビリー・ワイルダー(映画監督、脚本家)2002/3/27、95歳  映画「アパートの鍵貸します」

エリザベス皇太后2002/3/30、101歳


【2002年4月】

菊池章子(歌手)2002/4/7、78歳

安東次男(詩人、俳人、仏文学者)2002/4/9、82歳

高橋圭三(元NHKアナウンサー、参院議員)2002/4/11、83歳  NHK「私は誰でしょう」など人気番組の司会,53年から9年連続て紅白歌合戦の司会を務めた.

【2002年5月】

バーバラ・カースル(英国の女性政治家)2002/5/3、91歳

エフゲニー・スベトラーノフ(ロシアの指揮者、作曲家)2002/5/3、73歳

宮本征勝(1968年メキシコ五輪サッカー銅メダリスト、Jリーグ鹿島アントラーズ初代監督)2002/5/7、63歳

デービッド・リースマン(米国の社会学者)2002/5/10、92歳

白石晴二(劇団角笛会長)2002/5/10、73歳

ジョゼフ・ボナンノ(米マフィアの実力者)2002/5/11、97歳

柳家小さん(落語家初の人間国宝、落語協会最高顧問(前会長)、本名・小林盛夫=こばやし・もりお)2002/5/16、87歳

清川虹子(女優)2002/5/24 89歳 喜劇女優として榎本健一,伴淳三郎,有島一郎らと共演.最期の言葉は「喜劇を守ってね」

石原郁子(映画評論家)2002/5/27、48歳


【2002年6月】

近藤和彦(プロ野球解説者、元プロ野球大洋ホエールズ選手)2002/6/10、66歳

ナンシー関(消しゴム版画家)2002/6/12、39歳

村田英雄(演歌歌手)2002/6/13、73歳  古賀政雄作曲の「無法松の一生」「王将」が大ヒット

室田日出男(俳優)2002/6/15、64歳  悪役一筋に生きた「無頼派」人生

山本直純(作曲家、指揮者)2002/6/18、69歳  ヒゲの指揮者.「男はつらいよ」など多くの映画の主題歌を作曲.クラシックの大衆化に尽力


【2002年7月】

向坊隆(東大学長、原子力委員会委員長代理)2002/7/4、85歳

ジョン・フランケンハイマー(映画監督)2002/7/6、72歳  映画「ニュルンベルク裁判」

高野斗志美(文芸評論家、三浦綾子記念文学館館長、旭川大名誉教授、近現代文学)2002/7/9、73歳

ロッド・スタイガー(アカデミー賞受賞の米俳優)2002/7/9、77歳

林美雄(TBSアナウンサー)2002/7/13、58歳

日向あき子(詩人、美術評論家、本名・坪井富美子=つぼい・ふみこ)2002/6/25、72歳

佐伯清(映画監督)2002/7/16、87歳

小川和男(ロシア東欧経済研究所長)2002/7/19、67歳

草柳大蔵(評論家、ジャーナリスト)2002/7/22、78歳


【2002年8月】

藤本敏夫(自然農法家、歌手・加藤登紀子さんの夫)2002/7/31、58歳

伊藤信吉(現役最高齢の詩人)2002/8/3、95歳

野村泰治(元アナウンサー)2002/8/4、79歳

渡辺茂(童謡「たきび」「ふしぎなポケット」の作曲家)2002/8/2、90歳

市川浩(哲学者、明治大学名誉教授)2002/8/17、71歳

秋月恵美子(元OSK大阪松竹歌劇団トップスター、本名・金子三枝子=かねこ・みえこ)2002/8/16、85歳

武上四郎(野球評論家、元プロ野球ヤクルトスワローズ監督)2002/8/23、61歳

朴貞子(パク・チョンジャ)(韓日女性親善協会名誉会長、韓日協力委員会諮問委員)2002/8/23、74歳

【2002年9月】



内山安二(漫画家)2002/9/2、67歳

林重男(写真家)2002/9/1、84歳

川端秀子(ノーベル賞作家、川端康成氏の妻)2002/9/7、95歳

キム・ハンター(米女優)2002/9/11、79歳

菅谷禎高(日本中央競馬会調教師)2002/9/11、64歳

池田三男(1956年メルボルン五輪レスリングフリースタイル・ウエルター級金メダリスト)2002/9/12、67歳

田熊健(詩人、日本ペンクラブ・日本詩人クラブ会員、日本未来派編集委員)2002/9/11、79歳

アーマ・フランクリン(米国のソウル歌手)2002/9/7、64歳

奈良林祥(ベストセラー「HOW TO SEX」シリーズの著者、性医学評論家)2002/9/12、83歳

小沢さくら(指揮者・小沢征爾氏の母)2002/9/23、94歳

藤原麗子(元女優)2002/9/24、69歳

鮎川哲也(本名・中川透=なかがわ・とおる、推理作家)2002/9/24、83歳
56年に「黒いトランク」を発表.90年に推理作家の登竜門「鮎川哲也賞」を創設


【2002年10月】

由美あづさ(=本名・深江佐知子、人気劇団「劇団笑いの王国」・女優)2002/8/13、77歳

平凡太郎(コメディアン、本名・平正美=たいら・まさみ)2002/10/4、69歳

ジョン・ワイツ(米国のファッションデザイナー、作家)2002/10/3、79歳

和田俊(立正大教授、元朝日新聞論説副主幹)2002/10/5、66歳

辛基秀(朝鮮通信使研究家、青丘文化ホール代表)2002/10/5、71歳

鎌田憲英(元日本宗教連盟理事長、元浄土真宗本願寺派宗会議長)2002/9/20、101歳

三鬼陽之助(経済評論家、財界研究所創業者)2002/10/5、95歳

橋口倫介(元上智大学長、西洋中世史)2002/10/7、81歳

関屋綾子(元日本YWCA会長)2002/10/13、87歳

日野啓三(芥川賞作家)2002/10/14、73歳

笹沢左保(本名・勝=まさる、推理作家)2002/10/21、71歳 「木枯し紋次郎」など著作は377冊におよぶ

李 媛媛(中国の映画女優)2002/10/20、41歳

草場敏郎(元三井銀行《現・三井住友銀行》社長、会長)2002/10/23、85歳

リチャード・ハリス(アイルランドの映画俳優)2002/10/25、72歳

山本夏彦(コラムニスト・作家)2002/10/23、87歳  15歳で渡仏し,ユニヴェルシテ・ウブリエールで学ぶ.「週刊新潮」などに辛辣,そして軽妙な名コラムを掲載

坂本多加雄(学習院大教授(日本政治思想史) 2002/10/29、52歳


【2002年11月】



田中正俊(東大名誉教授、中国史)2002/11/4、79歳

秦野章(元法相、元警視総監)2002/11/6、91歳

范文雀(女優)2002/11/5、54歳  69年にテレビドラマ「サインはV」で人気をえる.寺尾聡と結婚するが,74年に離婚.

孫基禎(1936年ベルリン五輪男子マラソン日本代表)2002/11/15、90歳

江上波夫(考古学者)2002/11/11、96歳

疋田桂一郎(元朝日新聞論説委員、編集委員)2002/11/15、78歳

ジェームズ・コバーン(米俳優)2002/11/18、74歳

高円宮憲仁親王殿下(三笠宮崇仁殿下の第三男子、天皇陛下のいとこ)2002/11/21、47歳 「サッカーの宮様」ワールドカップの試合にあわせ,皇族として初めて韓国を公式訪問

サンダー杉山(元プロレスラー、本名・杉山恒治=すぎやま・つねはる)2002/11/22、62歳

アルベール・アルノー(フランス文学者、朝吹登水子氏の夫)2002/11/28、73歳

大森文子(元日本看護協会会長)2002/11/29、90歳


【2002年12月】

中村光哉(染織家、東京芸大名誉教授)2002/11/9、80歳

家永三郎(東京教育大(現筑波大)名誉教授)2002/11/29、89歳

吉原幸子(詩人)2002/11/28、70歳

吉川逸治(東大名誉教授、西洋美術史)2002/12/5、93歳

千葉茂(プロ野球元巨人軍選手)2002/12/9、83歳 56年に巨人引退.59年から近鉄の監督に。意外なことにカツカレーを発明したのはこの人で,空腹だった千葉氏が銀座の洋食店でカツをカレーにのせたのが始まり

伊藤叔(声楽家、桐朋学園大教授)2002/12/8、63歳

福田定良(哲学者、元法政大教授、本名・瀬川行有=せがわ・ゆきあり)2002/12/11、85歳

笠原和夫(脚本家)2002/12/12、75歳

有明夏夫(作家、本名・斉藤義和=さいとう・よしかず)2002/12/17、66歳

松井やより(ジャーナリスト、「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク代表)2002/12/27、68歳

ジョージ・ロイ・ヒル(米映画監督)2002/12/27、80歳  映画「明日に向かって撃て」「スティング」







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