女の世紀を旅する
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2002年08月04日(日) |
世界の格言 《人生について 2 》 |
《人生について 2 》
1 寝床につくときに翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。 (スイスの哲学者ヒルティ)
2 人間が不幸なのは,自分が幸福であることを知らないからだ。ただそれだけの理由なのだ。 (ドストエフスキー)
3 目の見える人間は,見えるという幸福を知らずにいる。 (アンドレ=ジード『田園交響曲』)
4 われわれ人間というものは馬鹿だから,足もとにころがっている幸運は見過ごしてしまう。そして手の届かないようなものばかり追い求める。 (古代ギリシアの詩人ピンダロス)
5 禍福は糾(あざな)える縄のごとし。(司馬遷 『史記』)
6 とにかくね,生きているのだからね,インチキをやっているに違いないのさ。 (太宰治 『斜陽』)
7 ざまをみろ。これからが私の人生だ。(壇一雄 『火宅の人』)
8 人間をよく理解する方法は,たった一つしかない。それは,彼らを判断するのに決して急がないことである。(サント=ブーブ)
9 愛する者,親しい者の死ぬることが多くなるに従って,死の恐怖は反対に薄らいでゆくように思われる。 (三木清『人生論ノート』)
10 老齢は明らかに迅速なり。ともかくわれわれに必要以上に迅速に切迫している。(プラトン『饗宴』)
11 人生は,どうせ一幕のお芝居なんだから。あたしは,その中で出来るだけいい役を演じたいの。 (寺山修司 『毛皮のマリー』)
12 余は今まで禅宗のいわゆる悟りという事を誤解していた。悟りという事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思っていたのは間違いで,悟りという事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であった。 (正岡子規『病床六尺』)
13 もし私が神だったら,私は青春を人生の終わりにおいたであろう。 (アナトール=フランス )
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