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■ 夢
最近・・・という訳でもないが、よく夢を見る。 夢は、ほとんど毎晩といって良い程に見るし、 起きた後もその夢の残像が脳裏にこびりつく。 その内容は様々。 仕事のことであったり、友人たちと楽しげにしていたり。 勿論よい夢ばかりではなく、悲しい夢、怖い夢なども見たりする。
ところが最近見る夢は、今までと少し違う。 何が違うかといえば、その登場人物。 ほとんど記憶の片隅に追いやられ、 思い出すことすらないであろうと思われていた、 かつての友人などが出てくるのである。 それもランダムに・・・ 中学校、高校時代の友人や先生たちが夢に現れるのである。 その夢の中で何をしているのかといえば、 普通に当たり前のように接しているし、会話をしているのである。
かつての日本。 源氏物語が執筆された頃の日本では、 夢に人が現れた場合、その相手が自分を想っている・・・と言われていたらしい。 そう考えてみると、結構モテている自分がここにいる(笑) もっとも女性だけでなく男性にもだが。。。(汗) まぁ、今はそんな考えなどなく、おそらく心理学的に言えば、 深層心理の中でどこかその相手に思いがある表れ・・・とでも言われるのだろう。 しかし・・・ 深層心理だろうが、突然に思い出すその相手の出現に対し、戸惑う自分がいる。 およそ思い出すはずもない相手を、なんのきっかけもないままに思い出すものなのか?
「人間の記憶領域というものはとてつもないもの。 人間は一度見たもの、聞いたものは決して忘れてはいない。 ただ、記憶した場所からそれを取り出すことが出来ないだけだ。」 ・・・かつてこんな事を聞いたことがある。 己の学業不振を、 「馬鹿なんだもん」の一言で片付けようとする長男に対しても、この話をしてやった。 いずれにしてもその記憶の引き出しをうまくコントロールできる人が、 記憶力がよい・・・ということになるのである。
さて、そうなると自分の夢の話の続き。 記憶されている過去に関わった人間関係が今、突然に記憶の引き出しから出てきた・・・ しかも本人の意思とはまったく関係なく現れたということは、 自分の記憶領域が暴走しかけていることなのだろうか? 容量オーバーが近いとか、あるいは・・・死期が近いのか????(汗)<おい
なんとなく、夢の中での再会に懐かしみ喜ぶ感情もなく、 朝が来て目覚めると、釈然としない気持ちになってしまうこの頃である。
2004年04月16日(金)
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