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■ 子どもの記憶
今日は地元神社のお祭りのために、 昨年まで住んでいた埼玉までお出かけ。
かつての家の前を通ると・・・ ほとんど外装は変わっていなく、 当時のまんま。 女房と二人で塗った塀もそのままの状態である。 見ていると・・・懐かしさがこみ上げてきた。 長女も長男も懐かしさに歓声をあげていたが・・・ 次男@4歳だけは妙にクールな対応(笑) 「ここわかる?」と聞いてみると、 「知らない」との返事。
まぁ当然と言えば当然なのだろうが、 3歳まで住んでいた記憶、 1年前の記憶すら、 幼児の記憶回路からは消えていくものなのだろうか。 後から後から洪水のように押し寄せる情報の前には、 過去を振り返る材料など必要がないのか? 忘れた・・・というのが正しいのかもしれないが、 それにしてもなんとなく切ない瞬間・・・ まぁそれを、「可愛そう」とか「切ない」とか思ってしまうことこそ こちら側のエゴかもしれないけれど・・・
引越し後まもなくの頃、 「ここは僕の家じゃない!」って涙ぐんだあの次男の姿も 今日の次男には重ねることが出来ない。 あの時の感性すら既に風化していったのかもしれない。
記憶システムって・・・そんなもんかな・・・
2003年04月20日(日)
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