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■ 終戦記念日
今日8月15日は終戦記念日。 この日になると思い出すのが、10年以上前に行った海外取材。 前に書いたかもしれないが、丁度終戦記念日を挟んで、韓国に取材に出かけたことがある。
初めて訪れた韓国の地は、気候的にも日本と大差なく(当たり前)暑い毎日だった覚えがある。 現地コーディネーターと共に、韓国の実景をあちこち撮影していた。 南北の境界線近辺で撮影をしていた時、カメラのレンズを北側に向けた途端、 兵士が飛んできてハングル語で叫ぶ・・・ 通訳してもらうと、北側方面は撮影禁止だと言う。 理由は、前線にあたるその近辺の状況が北側に漏れる事を防ぐため・・・ なるほど、争う南北の状況を考えれば納得もいく。
結局その時にカメラに入っていた撮影テープを確認してもらい、事なきを得たが、 日本にない緊張感はやはりあるものだと痛感した。
夜・・・ホテルの夕食の味気なさに嫌気がさし、街に出かけることにした。 移動手段は地下鉄・・・ そしてコーディネーターから一言「日本語は絶対に話さないで下さい」<おいおい ものすごい緊張感&プレッシャー 喋るなと言われるとかえって喋りたくもなるが、そこは堪えて・・・(笑) カメラマンは、さりげなくハングル語の新聞を買って広げてる<読めるのか??(爆) まぁ、新聞を逆さまにしてないだけ良かったけどね。
さて・・・夕食も終わりホテルに戻って解散。 部屋に帰りテレビをつけてみるとニュースをやっていた。 画面の中には渋谷のセンター街が映っている。 どうやら、終戦記念日にちなみ日本でインタビューをしているらしい。 日本でも外国人がインタビューを受ける際、 その人の肉声を聞かせた上にテロップで日本語字幕をつける場合や、吹き替えをする場合があるように、 その番組では若者の肉声を使い、ハングル語の字幕をつけていた。
「今日は終戦記念日ですが、戦争についてどう思いますか?」の質問に対し、若者たちの答え。 「そんな昔のことわかんねぇよぉ」 「俺らには関係ないじゃん?」 「戦争なんだから犠牲者がでるの当然じゃん」etc.
これを観ていて思ったのが情報操作・・・ おそらくは、いくら渋谷であっても、もっとまとも?な答えをした人もいたと思える。 そんな優等生的な発言は一切使わず、批判的なコメント、 もっと言えば、反日感情を煽り立てるようなコメントしか使わないところに、 なんらかの意図があるように思えてならない そんな番組趣旨だったのかもしれない。 まぁこんな事はよくある話なんだけどね。
自分らもインタビューはよくする。 街頭インタビューする際、やはり欲しいコメントを探して歩いてしまうものだし、 使う段階になっての取捨選択にも苦労する。 もっとも、それで情報操作をしようとも思わないし、 それだけ影響ある番組を扱ってないのも事実だが・・・(苦笑)
ともあれニュースだけは、冷静な観点で公平に物事を捉えて欲しいと、そう思った。
後日談・・・ 韓国から帰国した翌日・・・突然の腹痛に見舞われ、病院に飛び込んだ。 思い当たったのは、帰国間際にホテルのラウンジで飲んだアイスコーヒー。 期間中は水を飲まないよう注意していたにも関わらず、最後に気を抜いてしまったんだろうね。 アイスコーヒーの中の氷がいけなかった・・・ 水あたり・・・ まぁ、これも苦い思い出(笑)
2002年08月15日(木)
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