2017年02月07日(火) |
読んだことない本を読む その1 |
たまに、『いかにも自分が好きそうだったり、好きな作家の作品だったり、有名だったり古典名作だったりするのに、なぜかまだ読んだことがない本』を読んでみるという、一人キャンペーンをやります。
今までやったのは、モーパッサンの『女の一生』とか、村上春樹とか、長野まゆみとか。
長野まゆみは、まだ『月刊カノープス通信』に読書録を書いていた頃だったので、感想を書いた覚えが……。 村上春樹は、ツイッターを始めたばかりの頃で、ツイッターで感想を垂れ流しながら『羊をめぐる冒険』を読んだ覚えが……。
『女の一生』は、夫が、「女の人が、旦那とその浮気相手が中にいる小屋を押して崖から落とす話すだよ」と言うので、(えっ!? 『旦那を』とか『旦那の浮気相手を』ではなく、『小屋を』!? 女の人が!? 手で押して!?Σ(・o・;) どゆこと?)と、思わず興味を持って読んでみたんですが、実際に読んだら、ちょっと違ってて、別に巨大怪獣妻や怪力女の話ではありませんでした(^_^;) 夫の脳内では、女の人が小屋をフンっと手で押してる映像がすっかり出来上がってて、本気でそういう話だと思いこんでいたらしいです(笑)
で、今回の第一弾は、萩尾望都の『トーマの心臓』。 私の年代の女オタクで読んでない人がいるとは思えない定番の名作なのに、どうも私は読んだことがないのではないかと……。 もしかすると読んでるかもしれないんだけど、姉妹編(別バージョン?)の短編『11月のギムナジウム』を確実に読んでるので、それと混同してる気もしたし。 で、念のためあらためて読んどこう、と。
が、結局、読んだことあったのかなかったのか、よく分かりませんでした(^_^;) 『11月のギムナジウム』の記憶が半端にあるせいで、既視感があって。 が、全く色あせていない不朽の名作なので、もう一度読んで良かったです。
長くなったので、続きは後日。
ところで、このあいだ日記で触れたサイト未公開作品『(仮)枝角のルーシェンナ』ですが、もう一回分、Google+にUPしてあります。 こちら
ここまでで導入部が終わり、続きは書けるか書けないか、まだ全く見込みがたちません……。 が、手探りで書き始めてはいます。 もし書けるとしても、とっても時間がかかって、続きをお目にかけられるとしたら、ずっと先のことになると思いますが、マイペースでがんばります。
|