2016年02月02日(火) |
覆面7Fブロック推理経過(その2) |
Fブロックの続きです。 前回は、まず04=jijiさん、07=財油さんを特定し、次に、初参加の佐倉さんの作品を拝読した結果、迷わず02に配置、次に、同じく初参加の百里さんの作品を拝読し、なんとなく画面の見た目が似てた08を候補に上げてみたところまで日記に書いた後、百里さん=08説を少し検証したので、今日の日記はそこからです。
とりあえず、前回までの仮配置。
F01 空蝉ばかりが残された F02 名前のない色 佐倉愛斗さん F03 鐘山に迷う F04 子連れ天使 jijiさん F05 異説クリュタイムネーストラー F06 イ●カに●った●年 F07 光の真実 財油雷矢さん F08 ねがはくは花のもとにて... 百里さん? F09 虹色クジャクと北の森 F10 聖泉鏡 F11 空の歌を捧げる歌姫の最後
私、百里さんは初参加だから読んだことない人だと思って読みに行ったけど、行ってみたら、読んだことのある作品がありました。 で、その、読んだことある作品が、SF的アイディアを触媒に少年少女の恋を描くウェットでセンチメンタルなSFでした。
というわけで、……いきなりだけど、やっぱり08でいいんじゃない? 百里さん、作風・ジャンルの幅が広いようですが、このSF二作の作風は非常に近い!
あと、読点の位置や頻度など、文体もやっぱり似てる気がする。 「 」や――の使い方、フリガナを( )にいれる、『見つからなくて。』みたいな表現など。(←こういう手法、何て呼ぶんでしょうか? 連体止じゃないし……) 空行の入れ方などは作品によっていろいろ変える方のようですが、一部の作品以外は、とても見た目が近い。 そのへんの詳細は、メモしなかったので忘れてしまいましたが、とにかく、自分が「文体は似てる」と思ったことだけ覚えてます(^^ゞ 決定的ってほどじゃないから、他にもっと似てる人がいれば考えるけど、そうでなければ、百里さんがこれで特に問題なさそう。
あと、特徴的な言葉では、08にある『いくぶんか』、百里さんの作品で『幾分か』を見かけました。 この『いくぶんか』もそうですが、百里さん、作風・内容のわりに、時々、ちょっと古風な、奥ゆかしい言葉を使うようです。 『思いのほか』とか『兎に角』(←これを漢字で書く人はあまり見ない!)とか『久方ぶり』とか『詮無きこと』とか……。 で、08にも、 『永らえる』とか『永の暇を告げて久しい』という、どことなく古風で品のいい言い回しがあって、これ、別に作品の内容や主人公のキャラに合わせたわけじゃないだろうから、きっと作者さんの地なんじゃないかと……。
一応、漢字の変換もチェック。 揺れの範囲内でだいたい一致。 ただ、文中の数字が、普段の百里さんは算用数字なのに08は漢数字なのが気になるけど、さすがにそれは直してきてるんじゃないかと……。 そして、数字の書き方が違うというマイナス・ポイントを埋めあわせてお釣りが来るプラス・ポイントとして、『キャプテンA』の、Aが小文字という点があります。 ここは大文字を使う人も多いかと。 でも、百里さんは、『演技演習室A』という形で小文字のAを使ってました。 ここも大文字にする人も多そうなところだと思います。 というか、私だったらきっと大文字にする。
以上、確実な証拠はないけど、これだけ似てる点が揃えば、後で他にもっと似てる人を見つけないかぎり、ここは第一印象通り、百里さんでいいんじゃないかと……。
ところで、Fブロック推理とは関係ない話なんだけど、百里さんの作品を見せていただいてる時、Eブロックで蝶々さんの推理理由にしてた『筋肉隆々』を見つけてしまいました(^^;) もしかして、思ってたほど珍しくなかった……? でも、まあ、その一語だけで決めたわけじゃないので、いいことにします。 脱線終わり。
さて、これで初読みの方はいなくなったので、ここでいったん、残ってるメンバーと作品タイトルを見比べて、結びつきそうなところはないかなあと、考えこんでみました。
まず最初に思いついたのは、01空蝉=鈴子さん説。 この、なんか熱い内容! 頑張ってる女の子が劣等感に悩んだりして足掻きながら自分の道を模索してる感じが鈴子さんぽい! そう思ってみると、文体も似てるかも? あと、いきなりズバっと始まる冒頭の感じとか……。 よし、次はここを検証してみよう!
でも、検証は後回しにして、とりあえず、ふわっとイメージだけで全部埋めてみることにしました。。 いったん先入観だけで配置してみるのも面白そうだから(される方も面白いのではないかと……)。 というわけで、ふわっと仮配置続行。
……あ、そうだ! すずさんがこの中にいるんだったら、もしかして05じゃない? なぜかというと、なんとな〜く、ほのかに、ミステリーの匂いがするような……。 作品自体はミステリーじゃないけど、「みんなにこういう風に見られてたあの人が実は!」という種明かしが、ミステリーっぽくないですか? ちゃんと、『クリュタイムネーストラーがその時何を思ってあの行動に出たのか』という前提は読者に逐一明示してて、それを読んでいけば、読者は『今まで言われてきたのとは違うクリュタイムネーストラー像』という回答にたどり着けるという設計とか。
05は、軽く読んで内容を把握しただけで、文体などはまだちゃんと見てないので、じっくり見なおしてみたら「明らかに違う!」ってなるかもしれませんが。
あと、これは全く何の根拠もない、「こうだったら面白いな〜」という願望なんですが、あの渋すぎる03は、たいちさんだったりして? なんでかというと、教養溢れるたいちさんのことだし、前回、思いっきりおバカ路線できたので、今回、思いっきり高尚路線で来るかも……というか、そうだったら面白いなあ、と(^^ゞ
それから、これもなんとなくふわっとだけど、09クジャクは茅さんじゃないかと! ここは、ふわっとといっても、ある程度は理由があって、読点のリズムとか、擬音の感じで……。 なので、後で検証します!
そういえば、なんとなく、孔雀って茅さんぽくないですか? でも、なんで私はそう思うんだろう? 茅さん、孔雀が出てくる話なんて書いてましたっけ?? 具体的な記憶はないんですけど……。 でも、なんとなく孔雀のイメージだけはあるのは、『翡翠抄』のせいかな? 単に、緑系繋がり?(笑)
ネタとしては、キャラ名『タイチ』でたいちさんというのも面白いけど、さすがにそれはやらないでしょう……(^^;)
そうすると、残りは06イ●カ、10鏡、11歌姫。 作者さんは、西禄屋さん、ネジ子さん、三和さん。
西禄屋さんといえば、少年系ラノベの10かな? そしたら、ネジ子さんと三和さんで10と11。 この二人とこの二作だったら、ネジ子さんが11だよね! そして消去法で三和さんが06、と。 三和さんなら、ありえるんじゃない?
というわけで、先入観と『こうだったら面白いなあ〜』からなる、ふわっと仮配置! ほぼ、ネタですが!(笑)
F01 空蝉ばかりが残された 鈴子さんかな? F02 名前のない色 ★佐倉愛斗さん F03 鐘山に迷う たいちさんだったら面白いな! F04 子連れ天使 ★jijiさん F05 異説クリュタイムネーストラー すずさんだったりして? F06 イ●カに●った●年 消去法で三和さん? F07 光の真実 ★財油雷矢さん F08 ねがはくは花のもとにて... 百里さん F09 虹色クジャクと北の森 茅さんじゃない? F10 聖泉鏡 西禄屋斗さん? F11 空の歌を捧げる歌姫の最後 ネジ子さん?
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