2009年10月16日(金) |
オシロイバナとシュウメイギク |
もう十月も半ばだけど、うちの庭には、まだオシロイバナが咲いてます。 夏の花のイメージがありますが、放置しておくと、結構、秋遅くまで咲くものらしいです。(千葉では) 運がいいと、初霜が降りるまで持つ年も。 さすがに、霜に当たると、一気に真っ黒になって枯れてしまいますが。
秋遅くのオシロイバナは、夏に咲いてたのと同じ花なのに、なんとなく雰囲気が秋の花っぽくなってるのが面白いです。 花が少し小さく、色褪せた感じになって、花付きが減り、花夏の間は濃くて瑞々しい緑色でみっしり茂っていた葉っぱも少し黄色っぽくなり、全体にまばらになって、ちょっと寂しげな秋の風情に……。
でも、今年は、その、寂しげになった株の下に、夏の初め頃に落ちたこぼれ種から生えた新しい元気な株も育っていて、小さな蕾が元気にひしめきはじめてます。 これ、霜が下りる前に咲くかなあ……?
そういえば、今年は、シュウメイギクも、8月下旬から、もう二ヶ月近く、咲きっぱなしです。 同じ株が二ヶ月咲いてるわけじゃなく、ピンクと白と二品種あって、早咲きのピンクと遅咲きの白と通算してですが。 今、先に咲き始めたピンクはもうほぼ終わりかけて、少し遅れて咲き始めた白は、まだまだ見頃の状態です。
これは、植えっぱなしの宿根草で、これといった世話もせずに放置しているせいか、毎年、その年の気候によって、咲く時期も、咲いている期間も、ちょっとずつ違うのです。 お盆前後に咲いてしまって、9月に入るか入らないかで早々に咲き終わってしまった年もあれば、9月中旬にやっと咲きはじめる年も。 わりと早く咲き始めて遅くまで咲いている今年は、いまだかつてないほどの当たり年です。
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