時々管理日誌
時々だけ書く管理人の日誌です。
サイト運営や創作について、日々の雑感など。

2008年02月12日(火) 覆面Bブロック推理中(その4)

B-10 君の手、そして始まりの空

物語詩のような作品ですね。綺麗だなあ。
これはいきなり御桜真さんに一点賭け!
第一印象で、句読点多目の文章のリズムが御桜さんぽい気がしました。
で、サイトの作品にも、こういう詩のような掌編が複数あったし。
漢字の変換癖なども、私が見た範囲では、おおむね合致してるっぽいです。

B-11 青空の涙


SFパニック映画のクライマックスシーンみたいでカッコいいですね。
短文で畳み掛けるような文体は緊迫感を出すための工夫?
それとも普段からの特徴?

最初のほうの『神様はほころんだ』という表現を見て、ここの神様はなにやらバラの蕾か何かみたいな形状をしているんだろうかと考えてしまいました……(^^ゞ
これ、特徴のある表現ですね。
あと、薄目になることを『目を薄める』という表現も、あまり他では見かけない気が……。
もし、サイトでこの表現を使ってる人がいたら、その人が犯人だ!
あまり使用頻度の高そうな言葉じゃないので、まず見つからないとは思いますが。

他の手がかり:わずかに 独りごち できる わかる とき&時 戦慄いた 妨害に合う ねじ 一際 くすくす なら私に

ところで、透さんって、男性なんでしょうか、女性なんでしょうか。
私、ずっと、名前からして当然男性だとばかり思って読んでたら、途中で、クローンであるはるかが女の子ということで、(えーっ、もしかして女性なの?)と気づき、でも、結局最後まで、やっぱり男性のような気がしたまま読み終わったんですが……。


B-12 Aurora Breakup

うまい! 手馴れてるなあ……。
少年漫画風ラブコメの王道ですね。
好きです、これ。ロビ太、かわいいしv
『目玉が電光掲示板みたいにビカビカ渦を巻いた』という描写がキュート♪
目が覚めたら枕元にぬっと立ってるシーンの微妙な不気味さとか、機能を停止するシーンの切なさなども、ロボット好きのツボを抑えてます!

これはどう見ても男性の作ですよね。
もし女性だったら、すごい。びっくりします。
しかも、普段からこういうノリのものを書き慣れている人にしか見えない。
もし、普段はお堅い純文学風とか重厚なシリアスものばかりを書いてる人だったら、それもまたすごい。びっくりします。
でも、この人は、きっと、落ち着いた文章も書けるに違いない。
ドタバタとハイテンションな文体だけど、ラストはしっとりと描いて、メリハリつけてます。

文章は、ひらがなが多いから見た目ではびっちり詰ってるという印象はないのですが、よく見ると、実は、かなり読点が少ないですね。それが文章のスピード感につながってるんですね。
『〜外装ケチるなよ。と思いながら』とか『バカオタク戻って来い! と叫ぶ間もなく』という書き方が特徴的。

他の手がかり:ポツン ガラン よぉ ??? 全角!? 解る

記号や擬音や語尾などは、フェイクというか、この作品に合わせて普段と変えてるかもしれないから、あまり当てに出来なさそうだけど、『解る』は普段からの個性なんじゃないかと……。
まずは男性作家さんから順に、『解る』にポイントを絞って文章をスキャンしてみます。
このブロック、男性陣はREDさん、SwordBreakfieldsさん、財油さん、麻国さんですかね。

……あれ? いまさらながら、麻国さんって、男性ですよね……? サイトのプロフィールには書いてないぞ……? 日記を読んでもいまいち分からないぞ? あれ、あれ……?
まさか、名前のみならず性別まで、長年勘違いしてたとか……?


さて、とりあえず、今の状態をまとめてみます。

B-01 奪われた空 ――財油雷也さん
B-02 虹のリドル ――未定
B-03 例え夢を諦めても ――未定
B-04 冷たい頬 ――未定
B-05 かくして王は ――裏乃さんかひさちさんか沖さんか麻国さん?
B-06 未だ凍てつく春の中 ――沖さんかひさちさんか、月白さん?
B-07 コバルトブルーの骨 ――未定。一応、ひさちさん候補の一つにしときます。
B-08 青空をさがして ――未定
B-09 紫に染まる ――矢崎真名さんか裏乃さん
B-10 君の手、そして始まりの空 ――御桜真さん
B-11 青空の涙 ――未定
B-12 Aurora Breakup ――誰か男の人(笑)

……なんじゃ、こりゃ……(笑)
要するに、まだぜんぜん分からないということですね。
これから、まだ名前の挙がってない方をどこかに当てはめてみます。

まだ一箇所も候補に挙がってない人は、三月兎さん?
前回、すぐ分かった三月兎さんが、今回はぜんぜん分からないなあ……。
前回の三月兎さんの作品、とても好きだったんですけど。
今回は普段と傾向の違うもので来たのかなあ。

あ、あと、相馬さんも、まだどこにも当てはめてみてなかった。
相馬さんはアレもコレも書きそうだなあ……。
このお二人の作風を、もう一度調査してみようっと。

追記:調査してみました。

結果

まず12をREDさんに決定。

えーっと、どこが決定的なポイントで確信したんだったか、もう忘れましたが、作風もそれらしいし、検証してみると書式(っていうんでしょうか?)や変換癖等もおおむね一致。
ただ、『わかる』の変換が、覆面作品では『解る』で、サイトでは、たまたま見かけたのは『分かる』だったけど、これはもともと統一してなくて時に応じて両方使っているか、あるはフェイクだと思っておきます。

サイトにうかがって推理材料として読んだ『カレンダーガール』のオチに、すごい大ウケしてしまいました。

それから、『紫に染まる』は、もう一度サイトと覆面作品を見比べて、やっぱり矢崎さんに確定。

そして、『09 冷たい頬』は、相馬さんに決定。

相馬さんは、セリフに特徴がありますね。
まず、セリフが多い。でも、セリフだけで進んでいくんじゃなくて、セリフと地の文を交代交代に持ってくる。
そして、セリフは短いことが多い。
さらに、セリフの中で……や――を読点を多用して、切れ切れにしゃべらせることが多い。
これが、今残ってる中では『冷たい頬』に一番当てはまる気がしたし、『すら』という言い回しも共通して使ってて、漢字変換もおおむね一致。

ただ、サイトのほうでは?の後にスペースを空けてないんですが、このブロックでそれをやってるのは既に矢崎さんに割り当て済みの『紫に染まる』だけだし、前回の覆面作品ではそこは修正してたから、今度も修正してるんだろうと思っておきます。

もう一つ、新しく決めたのは、『03 例え夢を諦めても』。

てっきりフェイクだと思った漢字使いが、フェイクじゃなかった〜!
作風文体がライト寄りなので見落としてましたが、そういえば、よく見ると、かなり漢字使用率が高いですね。
特に珍しい『処が』という表記を、サイトで発見。
『生憎』や『様な』『無い』くらいなら使う人も多いだろうけど、『処が』はちょっと珍しいでしょう。
他の特徴も、おおむね一致。
内容、語り口などから考えても、不自然はなさそう。

三月兎さんは、これだけ分からないということは、童話ふたつのうちのどっちかなんじゃないでしょうか。

というわけで、現時点でのまとめ。

B-01 奪われた空 ――財油雷也さん★
B-02 虹のリドル ――三月兎さん?
B-03 例え夢を諦めても ――SwordBreakfieldsさん★
B-04 冷たい頬 ――相馬周さん★
B-05 かくして王は ――裏乃さんかひさちさんか沖さんか麻国さん?
B-06 未だ凍てつく春の中 ――沖さんかひさちさんか、月白さん?
B-07 コバルトブルーの骨 ――未定。一応、ひさちさん候補の一つにしときます。
B-08 青空をさがして ――三月兎さん?
B-09 紫に染まる ――矢崎真名さん★
B-10 君の手、そして始まりの空 ――御桜真さん★
B-11 青空の涙 ――未定
B-12 Aurora Breakup ――REDさん★

★がついてるのは、ほぼ確定。

まだ決まってない作品と作者さんは……

B-02 虹のリドル
B-05 かくして王は
B-06 未だ凍てつく春の中
B-07 コバルトブルーの骨
B-08 青空をさがして
B-11 青空の涙

裏乃さん 沖さん 麻国さん ひさちさん 月白さん 三月兎さん。

裏乃さんは05が本命。でも、大フェイクで02とかだったりして?
沖さんは02が05が06か08(多すぎ!(笑))
ひさちさんは05か06か07。
麻国さんは02か05か11かなあ。
月白さんは06か07か08?
三月兎さんは02か08?

これは、まず三月兎さんを02か08に当てはめてしまって、それから残りを考えるとよさそうですね。


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