タイトルだけメモして、感想書き忘れてたものいろいろ、少しずつメモしていきます。

・『楽園の魔女たち』樹川さとみ　コバルト文庫

長〜いシリーズの、『賢者からの手紙』『とんでもない宝物』『七日間だけの恋人』『銀砂のプリンセス』まで読了。

肩がこらずにさらっと読めて楽しいです。
個性的なキャラが楽しく、ほのぼの感が心地良いです。

が、『銀砂のプリンセス』は、ちょっと薄味だったかなあ……？
ダナティアにこういう服を着せてみたい、こういうシーンを演じさせてみたいというためだけに、さほど必然性の感じられないエピソードを並べて作ったみたいな……。一冊丸々、ダナティアを引き立てるための舞台背景に舞台衣装だった……みたいな、ストーリーがキャラに従属してる印象？

それを言ったら『七日間だけの恋人』も、『ファリスにこういうシーンを演じさせたい』というためのお話なんだろうけど、あれは、ストーリーやサブキャラに、引き立て役だけでは終わらない自立したパワーがあった気がします。

そして、今、次の巻『ドラゴンズヘッド』を読み途中。
私、騎士団長さんって、初登場時から金髪の若者であると書いてあった（と思う）にもかかわらず、どうにもこうにも、脳内イメージ映像がおっさん（しかも、具体的にいうと銭形警部）なんですけど……(^_^;)

『金髪の兄ちゃん』とか『２３歳』と書いてあるたびに、毎回、「そうそう、実はそうなんだよね……」と、脳内映像を修正するんですが、次に出てきて何か言ったりしたりするたびに、いつのまにか、また、脳内映像が銭形警部に戻っちゃうんですけど……(^_^;)

この巻では、主役を張ることになって、とうとう一ページまるまる使ってどアップの肖像が描かれてますが、なかなか可愛らしい美青年ではないですか。
今度こそ脳内映像の修正なるか！？（笑）