会社の仲間と会食した。
今の決断をして本当によかった、と思う事もあったが、 胸糞が悪くなるような話も聞いた。 会社の良い話が本当に一つもなく、それでも前向きに頑張ろうとするが、 やる気をあらゆる手段で削ぐ感じに会社が舵を切っているように見えた。 ここより悪いところなんてないから安心して、と他社に転職した人が言った。 逃げるが勝ち、でいいのだと思うようにした。
母に一部始終を話した時「立つ鳥跡を濁さずって言うけどできたの?」 と聞かれた。 私は「(心では嫌だけど)表面上は頑張って挨拶をした」 と答えた。 実際、一番偉い人からは「この状況が変わったらいつでも戻ってきてよ」 と言ってもらえたのでそれだけでも有り難かった。
胸糞話のことで「今会社に残された人たちが気の毒で」と言ったら、母が 「あんたはそれを乗り越えてきてたんだし、その心配はしなくていい」と。 「社会にはそういう輩が一定数いるけど、そういうのに出くわしたら その度に辞めることになるのかな…」と言ったら、 「そうは言うけど、あの会社で何年も我慢できたじゃん」と母が答えた。 我慢は良くないと思うけど、気は晴れた。
「あの会社ではあんたは本当にいろいろなことがあった」 と母は感想を漏らした。 そのセリフは私のセリフではなかろうか、とも思ったが、 良く頑張った、とも言ってもらえたので、話してよかったと心底思った。 今回の件では、両親にとても迷惑をかけてしまった。
忘れないうちに書こう、と思ってたけど、時間がたつとニュアンスが うまく文章に盛り込めない。
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