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2007年03月05日(月) ■ |
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松本清張わるいやつら:第七章 |
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わるいやつら
「貴方が理事長になれますよ」
これが、米倉涼子、北村一樹の言葉でしたね。
すると、余貴美子は料亭を担保に借金です。
余貴美子さま!どんな、文面だったのですか。貴方は
10枚ほどの書類に、『委任者、署名、印鑑』です。
”上川隆也の一番大事なものを奪う”の、二人の目的に加担して、
というより、片棒をかつがされて、利用されましたね。
余貴美子は米倉涼子に
「貴方はいいわ!取られるものがないから・・・」
と言いましたが、米倉涼子でしたら、”取られるもの”が
あっても、取られませんよ。
貴方と米倉涼子はそこが違います。
頓馬な”わる”で、『利用しやすい。騙しやすい女。』が
貴方!余貴美子さまって事ですわ!!うーん
上川隆也の通帳残高がなし。二億九千万円が下ろされていました。
委任状の書類が銀行にあり、銀行から
「口座は誰が、開きましたか。」
と上川隆也が聞かれていました。
公的機関への委任状!そして印鑑をおろそかにあつかう怖さを
知りましたね。
上川隆也は印鑑も信用で、北村一樹に預けていましたね。
笛木優子の自宅を訪ねた上川隆也
「我が家に娘はいません」
とお家の主さまから告げられました。
勘当されてるのかも、知れませんが、これが事実ならば
資産家の娘と言われてた笛木優子!彼女の素性はこれで闇です。
北村一樹と二人で”三億円詐欺”を仕組んだとしか
考えられません。
上川隆也へこれ程の仕打ちをするのが、わかりません。
どんな恨みがあったのでしょうか?
余貴美子さま、貴方は骨董品の盗難届けを出しましたか?
上川隆也は警察へ捕らわれの身となりました。
別件逮捕で、そこから、殺人捜査まで、されるのでしょうか。
今回、私は余貴美子を”頓馬なわる”と、書きましたので
盗難届けを貴方の知恵でだされたとは、思ってないのですが、
いかがですか?
七話を観終えたら『わるいやつら』がゾロゾロ現れましたね。
笛木優子までを、そちらの部類には入れたくなかったのですが、
二億九千万円は何処に・・・を考えると、”わる”ですわね。
平山広行が
「上川隆也が医者でなかったら、きっと犯罪なんか、なかっただろう」
的な事を言いました。
米倉涼子について言えば、上川隆也と出会わねばよかったのです。
世の中では、犯罪でなくても”出合ってはいけない人と人の出会い”
はあるでしょう。
貴方は何が浮かびましたか?
『結婚』あらぁ〜〜それは言ってはいけません!お互いにね!(^□^)
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