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2004年02月01日(日) ■ |
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白い巨塔*ドラマスペシャル山田太一 |
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今回の”白い巨塔”は裁判と母親の一時間でしたね。
かたせ梨乃が弁当のキャンセルが続く事で責められますね。
「金が欲しいのかー。人さまが皆 同情してるとは思わないで」と従業員から言われてしまいます。
訴える勇気とは、費用の問題と世間の目とかが、つらくのしかかるのですね。
財前教授の新聞記事をみつけた、石坂浩二一家の様子は
”多分、普通の人間らしさ?”が見えてるようで笑えましたね。
”財前教授はこれでいいから、でも大学を訴える仕事はやめなさい”
財前憎しのお母さまの発言はこれにつきるね。
石坂浩二の大学の前教授の娘が訴える立場にいるのはいけない・・これもごもっともな発言!
娘は何処までも立派過ぎる生き方をされてますね。
行動を見てたら問題ありの親ですが人間くささを感じますし、
ドラマの中ですから、善人っぽい人ばかりの登場では面白みがかけますよね。
最後まで見終わって一番残った言葉と言えば鵜飼教授が里見助教授に
”他人の人生、自分の人生、たった一度しかない人生、どちらが重いか考えなさい”
そうですね。ごく普通の私らにはこんな重い選択なんて訪れそうにはないですが、
歳を重ね過ぎた?私は”いやな事は無理をするのはやめよう!”と考えるようになりました。
が、自分の為だけの人生 これが出来たらいいのですけれど、不器用な私はあちこちに
かかわりすぎて?ストレスをしょいこんでいくのでしょうね。
ドラマスペシャルそれからの日々〜山田太一
主人と二人で見たくなるドラマでしたね。
リストラをされて、三時間以上も川辺にいた事で 110番通報されて警察官が
かけつける・・・松本幸四郎の心の内はこの場面で充分伝えられましたね。
父親から 「友達はいないのか」と聞かれて
「会社以外で友達を作る暇がなかった」と答える松本幸四郎
会社の同僚なんて、退職すれば縁が切れてしまいます。住んでる地域にも
とけこんでいなかった、会社人間に、友達なんてありません。ここから寂しさが始まります。
その頃、妻は趣味をみつけ、親友もありで、生き生きしています。
我が家では再就職をした旦那さまがいます。仕事もあり、同級生との付き合いが
復活して それなりに充実してそうです。
男性の方々、”定年後、友達をつくります”なんては大変です。
同級生ってお互いがこの年代になった頃 ありがたさがわかります。
”つかず、離れず”のお気持ちで大事にされますようにと、私は思います。
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