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■ 監督が呆然
ほとんどインタビューになりませんでした、佐賀北の監督。
「なにがおこったんだか分かりません」
お気持ちお察しいたします。
「(子どもたちは)もう私の手元をとっくに離れています」
すごいなあ、選手諸君。 なんだかんだ言われても、この現実を見せてくれる限り高校野球は不滅。
応援のみなさんも、猛暑の中ほんとうにお疲れさまでした。 ゆっくり休んで、残り少ない夏休みを満喫してね。
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子どもは一週間合宿で、昨日から山中湖へ行ってます。 その前日には、横浜観光したいというお友だちといっしょに炎天下港めぐりしてたらしい、アホが;
お昼は中華街で食べ、夕方赤レンガ近くを歩いてたら、サザンの桑田さんのライヴに出くわしたそうです。 よくフリマとかやってる海側のスペースで、丸見えの外野からも充分楽しめたとか。 桑田さん、シークレットライヴだったらしいですね。
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ジョージ・オーウェルの『パリ・ロンドン放浪記』読了。
名門校卒業後警察官として順調なスタートを切ったオーウェルさんは、ビルマに赴任した後、かねてから希望していた文筆活動に入ります。
本書は最初の著作で、パリとロンドンの最下層での生活のルポルタージュ。 何を好き好んでこんな生活を送ろうと思うのか凡人には理解できませんが、とにかくあらゆる「不」と「無」が頭に付く状況は、悲惨を通り越し無自覚な笑いがこみ上げるほどでした。
森茉莉のエッセイや林芙美子の『放浪記』を読むと、なんだか元気が出てきます。 本来なら、厳しさつらさに打ちのめされてしまうだろうに、彼女たちの不屈の芸術家魂は、耐え難い窮乏生活をなにがしか優雅にさえ見せてしまうのでした。
オーウェルさんも「失業がつらいのは、教養も趣味もない人間にとって、働く以外時間をつぶす手段がないからだ」と書いています。また「空腹や栄養不良は、人から考える力を奪い簡単にどん底に突き落とす」とも。
夏バテで、いつにもまして食事がメチャクチャです(子どももいないしさ)。いろんなことに投げ槍なのは、暑いせいだけじゃないってことか。
2007年08月22日(水)
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