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■ たらたらと読書
やっと微熱もおさまり、お床上げでございます(^.^)。
寝てる間ヒマだったので、買い溜めておいたジュニア文庫を読んでいました。全部お初の作家だったんですが、設定が似たり寄ったりでちょっと驚きました。 共通してるのは(ジュニア向けなんだから当然だけど)ボーイ・ミーツ・ガールが主軸なこと。語り部は男の子で大抵ある日突然それまで意識してなかった女の子の髪や白い肌、ほっそりした体の微妙なラインとかにグッときて一気にfall in loveなのでした。しかもほとんど下僕のような滅私奉公なのです。 作家の性別に関係なくこのシチュエーションなので、もしかすると編集部の(強い)ご意向なのかもしれません(^_^;)。
舞台はどれも過疎が進む一方の地方都市や、都心まで2時間はかかる郊外の町(そーいや先日まで苦心惨憺で読んでたシリーズも北海道の過疎地が舞台だったなあ)。なんと申しましょうか、一定の人数が一定の場所に取り込まれた状態に限定して、初めて成立可能な物語とゆーか。社会的な繋がりがタテもヨコも恐ろしく狭いんです。子供が把握しやすいボリュームに物理的要素をおさえているため、まるでお芝居を観てる感覚。やっぱりジュニア文学として倫理規定以外の条件が存在するようです。
作風の好き嫌いは、会話と地の文のテンポの好き嫌いに依るかなあ。ただ文脈が分かり辛い箇所が多かったです。重複も気になるし。 例えば「乗り換えで使うS駅は、有名な人の多い駅だ」。これ一読すると「有名人が多く利用するS駅」って思いません?「乗り換えは混雑で有名なS駅だ」の方がいいんじゃないかなあ、とそんなことが妙に気になったり。 かといってあんまりサラサラ読めてしまうのも、結局それだけで終わってしまって物足りない…なーんて注文が過ぎるでしょうか。
でもね、読者は作品に対して果てしなくワガママで強欲でいいと思うんです。作家は無体なリクエストをなんとかクリアするよう試行錯誤を続ける。結果我々も面白いモノが読める。 100冊のうち99冊がカスでも、たった1冊にめぐり合うため、あたしの本の旅は続くのでした。
2004年04月18日(日)
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