散り際の潔さ。帰路、霧雨の中、桜を眺めつつ、遠回り。明日の天気予報は雨。もしかすると、これで今年も見納めか、と考えると、一抹の寂しさがある。昨夜、路上を風に揺られ運ばれた花びらも、今宵、変色し吹き溜まりに山積する。儚く永遠ではないことを、改めて知る。koji