2004年07月03日(土)


人の価値観というのは当然違うわけで、
人を理解するのに有する時間は計り知れない。
「5分話してればたいていどういう人かはわかる」などということを言う人は、
そりゃさぞかし年老いた出来た人間だろうと思う。
勿論そういうことを人前で言えるやつは、20そこそこの小僧であってはならない。
人は早々自分のことを話すわけではないし、その人はその人なりの歴史を経ている。
それを「5分で大体わかる」と言えるのは、ガキか老人か、であろう。

たとえば、その人がキチガイであれば、一見友達もいるしちゃんと喋れるし、
で、どうやってそいつがキチガイであるかわかるかというと、
まぁそれは時間を経るにしたがってその症状が露呈していくという普通の理由だ。
人間なんてそんなもんだ。
キチガイに限ったことではない。

もしその人をどういう人か見たいならば、僕は「におい」を感じようと思う。
5分やそこら話したからって、僕にはそいつがどんなやつなのか単純にでさえ
理解できない。
だが、もっとも手っ取り早くわかるのは「とうさん、妖気を感じる…」だな。
これに限る。
これは、5分話すなんて機会を持たなくても、そいつの目を見て感じられる。
しかしこれもまた難しい。
経験がモノを言うからだ。

それ以前のことだが、普通は「5分話せばわかる」なんてことは恥ずかしくて
口に出来ないものだ。
「泣かせることも言えるけど、そういうことは敢えて言ってねえ」とかいうセリフも。
そんなことはいちいちこっちに断ってくれなくていい。
「俺だってお前泣かせられるくらいのセリフ敢えて言ってねーだけじゃん」
と普通は考えてるんだから、余計なこと言うんやめとけ。
それ大人じゃねーから。

と言いつつ、俺はまだまだ甘ちゃんなわけで。
「価値観の違う人と話すのも楽しいものだ」などと平然と言えねぇからな。
上記のようなことを考える俺としては、似たような価値観の持ち主とは
あまり出会えないわけで。
というか俺自身が差別的意識の持ち主なので、もし同じ価値観の人がいたら
当然避けて通るわけで。



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