幸福と 科学   ...ごとうみちこ

 

 

いきいき四国旅行〜直島上陸の章〜 - 2002年09月08日(日)


◆うどんも龍馬も

四日目。高松なのに四国なのに結局うどんを食べ損ねた(金比羅で食べたけど)。龍馬も見逃した。だってほかのことで忙しかったんだもん、あはー。旅は臨機応変に。しかしアレだな、こっちの人って夜の10時とかでもおばちゃんどうしが駅前のベンチでおしゃべりしていたりするのね。なんだかこの土地の人たちは、たとえ決してお金持ちではなくとも(お金持ちもいるだろうけど)心に余裕がある感じがするねとKちんと話す。なんだか江戸時代の人ってちょっとこんな感じだったんじゃないかなあ、とも思う。


◆これからがメインイベント

今日はいよいよ直島へ渡る。ホテルからフェリー乗り場までは5分くらいなので、朝の時間を使ってお土産を買おうと中心部をぶらぶらする、が、早すぎて目当ての店は開いていなかった。駅なら?と思い駅へ戻る。ぴかぴかの高松駅には「ビッグ・キオスク」というコンビニに土産物屋がくっついたような便利な店があり、品ぞろえもなかなか。食べ損ねたうどんをお土産用に購入。小豆島の「オリーブようかん」というのもあり気になったが、重くなりそうなのでやめた。ミスドでアイスコーヒー飲む。Kちんが点数がたまったから、といってトートバッグと引き替える。なんでもこちらでたまることを予想して、荷物が増えたらそれを使おうと考えていたらしい。すごい。あんだチミは。私には一生かかってもできない小技だ。

◆フェリー、直島

フェリーは行きたい島ごとに乗り場が離れており、それだけでなんだか面白い。乗り心地は快適で、気持ちがいいのでデッキへ荷物ごと移動。宇宙戦艦ヤマトみたいなタンカーが通り、はどうほう〜!と騒ぐ27歳。視界には常になにかしらの島や橋や船が見えていて、誰かが生きている匂いが風にのってやってくる。そうこうしているうちに振り向いたらもうそこにドーンと直島があった。なんだか知らないがものすごくくうれしい。港に入るに従って、時間軸がゆっくりのんびりとずれていく。急いでも仕方がないのだ。お腹の出たおじさんが、防波堤の先にいるのがすぐそこに見える。何をしているのかは不明なままだったが、島でいちばん最初に見た人。

◆いよいよベネッセへ

ベネッセハウスは港から巡回バスで10分くらいのところにある。小さなそのバスはベネッセへ向かう人で超満員、超すしずめで私は自ら志願し荷物置き場に座る。ひとりだけ風呂桶に入ってるみたいな状態です。高松方面から来たと思われるオカアチャンのグループもいっしょで、まあとにかくいちいちけたたましい。なにか見えるたびに「あっら〜〜」とか「うっわぁ〜〜」とか、まるでテレビショッピングかみのもんたかって感じ。バスはわたしたちが今日泊まる国際キャンプ場を通過。可愛らしいモンゴル風のパオが並び(あれに泊まるのだ!)、ソテツが繁り、すぐそこは白砂の海。ぽつぽつと釣りをしている人などが見える。…イイ! 港の堤防の先に黄色くくずれた巨大な物体が見える。「左に見えるのが、草間ヤヨイのかぼちゃの作品です」と運転手さん。あっら〜〜。Kちんは、島の運転手のおじさんがクサマヤヨイ、と言ったことに感銘を受けている。 (直島編はつづきます)


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