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■ 無題
自分でつけた傷跡を指でなぞってはため息をつく。 治療のためのテープも最近はかぶれてしまうので貼っていない。 サポーターでの圧迫はしているけれど。
何がしたかったのかなぁ。
あの時も、あの時も、あの時も。 リセットできたらいいのに。 否定されることを恐れて、人の顔色をうかがってしまうのは幼い頃からの癖のようなものだけれど、結局のところ自分が一番自分を否定しているのかもしれない。 「自信がない」 そんなひとことで片付けてしまっているけれど、いつだってそうだ。
「所詮自分は・・・」
所詮、何だっていうんだろう。 いつも、自分を責めるのは自分だ。 いつまで経っても認めてあげられない。 そのくせ、愛されることを望む。 求められることを望む。 おかしな話だと思う。 他人に評価されることでしか自分を肯定できない。 自分を肯定したいから、評価されたいと望む。 結局は、いたちごっこ。
いつだって、寂しいんだ。
2003年10月25日(土)
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