夕べ、新しく開拓した歯医者での、仮詰め→本詰めが終わった。
実は、仮詰めの次の日から歯を治療した方の顎と頬がだるく重く痛くなってきた。数日後に、1度削って調整してもらっている。
痛みは、 歯ぎしりのせいと、高さ調整が合わなかったせいの、『筋肉疲労』と断定された。
10日後の夕べの本詰めも、30分以上かかって、あれこれ調整して貰ったにも関わらず、どうも按配が良くない。
深夜、だるい疼痛により目が覚めた。
「調子、悪いなぁ。」
むやみやたらに寝返りを打つので、可哀相なのは伊藤さんだ。 おちおち寝てられない様子で、布団から出たり入ったりしている。 悪いねぇ。
明け方少しまどろんだみたいだ、馴染みの目覚まし音が聞こえる。半日有休を取って再度、布団に潜り込みたい誘惑に駆られたが、痛いままだと寝ても居られない。
睡眠不足の重い体を引きずり、会社へ行って、経理兄に症状を訴えた。
経理兄は、気前の良いところもあって、歯医者へ行くことを快諾してくれた。
すぐに、ジィちゃん先生に電話してみる。
AM9時・・・不通。 AM10時・・・不通。
「今日は、休みかも知れへんなぁ。(ー_ー;) 」
天は我を見放したか? ああ、よその歯医者で浮気をした私が悪うございました。 神様、かんにんして!!((((*ToT*)†~~~アーメン
AM11時・・・ やっと繋がった。
私:「先生、ちょっと出来心でよその歯医者で治して貰った歯が痛んで、寝られなくってかくかくしかじかで・・・・。(i_i)」
ジィちゃん先生:「すぐに、来い。」
会社からジィちゃん先生とこまでは、自転車で30分弱かかるのだが、 すっ飛んで行きましたがな。
ジィちゃん先生は、「なんで、そんなへたくそなところでやってもらうねん?」
だって、「引退して東京に行くって言うてたやんか?自分で(新しい歯科医を)開拓しようと思ってサ。」と、私。
勿論、ホワイトニングしてもらって、老若男女にまばゆい笑顔を振りまこうっていうイヤラシイ魂胆は黙っておいた。
少ぅし、責任を感じたジィちゃん先生は丁寧に診てくれた。
いつも通り、
☆ 保険の点数の範囲内で治る歯は、ニセモノであること ☆ 流行っている歯医者は、よろしくないこと (忙しくて、丁寧に診ていられない) ☆ ビルやホテルの中の歯医者は家賃が高いため、儲け主義に走りがちである ☆ 従業員数の多いところも然り・・・
たしかに、新しいところは、虫歯をほじって仮詰めして、本詰めと計3回ぽっちの診療だった。 仮詰めが終わった数日めの段階で、痛みを訴えなかったら、2回で済まされるところだった。
そして、その本詰めの夜にはもう按配が悪くて眠れなかったわけだ。
新しい歯医者へは、もう、行けない。
ジィちゃん先生に、「なんて言って断ろう?あんたんとこは、ヤブだから、もう、行きません!って言うの?」と尋ねると、
笑いながら、「そんなん言うたらアカン、親が病気になったことにしとき。」と言うので、その通り、電話して断った。
さて、ちゃんと病巣をとって滅菌したはずの歯が痛んだ原因は、ジィちゃん先生曰く、「治療が早過ぎて、中が充血しているうちに詰め物をしたんで、それが神経を圧迫して痛かったんちゃうか。」って。
人それぞれの個性があるように、人それぞれの治療方法があるわけだから、それをしっかり見極めて、丁寧な治療が必要である等、力説した。
ジィちゃん先生:「それで、治療費は、いくらかかったの?」
私:「うーん、全部で、5千円くらいかな?」
ジィちゃん先生:「本詰めまでで5千円?」
私:「そう。」
ちなみに、ジィちゃん先生とこは、保険が効かず、1回の治療費がだいたい5千円くらいであります。1本の虫歯を治すには10万円仕事だな。 なんてたって、かぶせが金とプラチナの混合なんでね。かぶせだけで、3万円くらいするなぁ。
しばらく、考えたのち、ジィちゃん先生は、
「あのなぁ。お金が無いときは、遠慮せんと言いやぁ〜。」
(`。'メ) し、失敬な。
私:「先生、お金の問題やあれへん。結果的に安かっただけで、お金が無いからって、そこへ行ったわけではないの!」
ジィちゃん先生は、なんか疑いの目で見ているし。(笑)
ジィちゃん先生:「今夜は、お酒とお風呂禁止!ー ̄) ニヤッ」
弱りめにたたりめとはこのことである。
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