ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス) 平野 耕太 少年画報社 2010-07-07 売り上げランキング : おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools

やじきた学園道中記の新刊がお久し振りに出たっつうことで、久々に本屋に行ったら、ヒラコーの新刊が出てたのでつい買ってしまいました。
やじきたはヤジさん・キタさんが最初に入学した学校の話で、昭和のノリで普通に面白かったです。
連載進むにつれて話が大きくなっちゃったけど、最初は単純に義理人情アリの学園アクションだったんだよな＞やじきた。
こういうノリの方が好きだったな。

で、ヒラコーの新刊ですが、チラリと見た時は戦国物かと思ったけど、戦国武将が異世界に行って戦う話でした。
面倒なんで詳細は省くけど、オクトと呼ばれる魔導組織によって意図的に呼ばれた現世地球(時代はバラバラ)の人間が漂流者(ドリフターズ)で、彼らが黒王と言う侵略者(?)率いる廃棄物(エンド。こちらも現世地球の歴史上の人物)と敵対するってのが本筋らしい。
だけど、まだ1巻なんで話は入口。どうなるか全く先が判りませんなぁ。

主人公は島津豊久。関ヶ原で井伊直政と対峙してる時に呼ばれちゃって、異世界に来ちゃう。
大将首を取る事に命を懸けていて、戦う時は「首首首」と叫んでいる妖怪首おいてけ。
あちらの世界で知り合ったのが第六天魔王織田信長と那須与一。
どうやらこの3人でトリオを組むっぽいんだけど、話が進むにつれて3バカトリオになりつつあるのがトホホ〜。
しかし、キャラが色っぽ過ぎです!!
特に那須与一。
最初は美少女かと思ったけど、男でした。

他にもハンニバルとかスキピオが出て来た(こちらはドリフ)。
それに敵対する廃棄物(エンド)は土方歳三・ジャンヌダルク・ロマノフ王朝最後の皇女アナシタシアとラスプーチン。
歴史版オールスターキャストナントカ無双って体ですな。
ヘルシングと同じく相変わらずのベタフラッシュでスプラッタなバトルシーンでクセになります。
そういやあ、ドリフ側ともエンド側とも不明な立ち位置に源義経がいて、彼も超絶美形ですた。

舞台になる異世界はエルフなんかが出て来て、西洋ファンタジー風。
でもムスリム信者みたいな容貌の民族もいたんで、色々カオスだな。
しかし、「ドリフ」っつうと、お笑いの方を思い出しちゃう自分はしっかりドリフ世代だ（笑）。
今にいかりやのチョーさんも出てきたりして〜〜。
ヒラコーだからありえる。
ダメだ、こりゃ〜。