ムッキーの初老日記
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2002年11月20日(水) |
あんまりな写真うつり。 |
昨日、オッサン君(オット)は仕事が休みだったので 免許証の更新に行って来た。
今度はゴールド免許で5年間有効なので 後悔のないよう、念入りに濃いヒゲを剃り 髪をセットし、襟のカッコイイ服を着込んでいた。
ふと見ると、なんだか髪が変な感じだった。 オッサン君はくるくるのクセ毛で、それが自分では好きでない為 こういう時には伸ばしすぎて余計ヘンになる事が多い。 昨日も、念入りに伸ばし過ぎてかたちがヘンだったので
「ねえ、本当にそれでいいの?」
と聞いたのだが、私の言う事は聞かない男なので
「いいんだよ。じゃ、行って来る。」
と言って出かけてしまった。
オッサン君が書き換えに行ってる間に 私はムチウチ(もうほぼ良くなっている)治療や 所用を済ませるために外出した。
昼過ぎに帰ってみると、もうオッサン君は帰っており コタツにもぐってTVを見ていた。
「あ、どうだった?写真、よく撮れた?」
「・・・・・・・・・・・」 オッサンの目が死んでいる。
「ねえねえ、どうだったのってば。見せてよ新しい免許証。」
「・・・いくら夫婦でも免許証は見ちゃいけないんだよ!」
「はあ!?」
その後、しぶしぶ財布から出してきた免許証を見て 一瞬にして彼のブルーなわけが理解できた。
誰 !? これ。(゚o゚)
起きぬけは顔がむくむから早く起きろと言ったのに起きず 髪が変だと忠告したのに無視して出かけた結果 そこに写っていたのは
ハレまぶたで、目つきの悪い、髪の毛がぺっちゃんこの まさしく オッサン であった。
今まで生きてきた中で、一番写りの悪い写真だと彼は泣いた。 確かに、今目の前にいるオッサン君とは「似て異なるもの」という感じがする。
「なあ、俺ってこんなか!?こんなに人相悪くて薄いのか!?」
「いや、ここまでは悪くないと思うよ。ここまでは・・・ でもなんか・・・『ハゲゆく人』って感じだね・・・。」
「だろ。ハゲ・INGって感じだろ・・・。」
「うん・・・。ハギングって感じ。」
「うっうっうっ(T□T) やっぱり言うこと聞いて髪直せば良かった。」
またしても言う事を聞かずに失敗しているオッサン君。
これから5年。 絶対違反せず、事故らず、何の会員証も作らず この忌まわしい免許証は財布の奥底にしまい込み 封印するそうだ。
ムッキー
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