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2004年05月20日(木)   アリソン3<下> 陰謀という名の列車/時雨沢恵一

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東側の連邦に暮らすヴィルとアリソンは、友人で西側軍人のベネディクトにチケットを貰い、豪華大陸横断鉄道に乗り、ストーク少佐という軍人と知り合いになる。列車の旅を楽しむヴィルとアリソン。しかし、次々と列車の乗務員たちが殺されて状況は一変してしまう。犯人がわからないまま、ヴィルとアリソンはベネディクトやストーク少佐と一緒に戻る事に。そして、さらなる事件が……!(表紙折り返しより抜粋)
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これでアリソンの三部作は完結です。
<上>でえ?え?と思わされたことも、解決。
ただ、なぜヴィルがアリソンのパパと同じような道を選んだのか、っていうのが引っかかりますけど、本人たちがいいなら、ハッピィ・エンドと言っていいはず。



「(略)もしも、運命の女神というものがいるとしたら……」
「いるとしたら何よ?」(略)
「彼女はそうとうの阿婆擦れに違いありません」


時雨沢恵一:アリソン3<下> 陰謀という名の列車,p.129,メディアワークス.















ゆそか