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2003年06月19日(木)   神の影/五條瑛


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元サラリーマンの金満と年若い安二に、パキスタンからの出稼ぎ労働者アキムを加えた三人組が、不法滞在のイスラム教徒の不可解な行動に立ち上がる。(p.397 解説より抜粋)
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ミステリー・アンソロジーに収録されている短編。上陸シリーズのひとつですね。
日本に生まれて日本に育った私には、宗教の重みというのはわかりませんが、宗教が日常にあって、神こそが何をおいても絶対の存在、という生活はどんなかんじなんでしょう。
きっと、常に神の目を意識してしまうんじゃないかと…。



「(前略)すべては、アラーの思し召しなんだ。人の未来は、神のみぞ知る。運命の前では、誰もが無力だよ」


五條瑛:神の影(翠迷宮 結城信孝編 収録),p.107,祥伝社.






ゆそか