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2003年04月01日(火)   サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し/西尾維新


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「きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな?」
天才工学師・玖渚友のかつての「仲間」、兎吊木垓輔が囚われる謎めいた研究所――堕落三昧(マッドデモン)斜道卿壱郎研究施設。友に引き連れられ、兎吊木を救出に向かう「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”の眼前に広げられる戦慄の“情景”。
しかし、その「終わり」は、さらなる「始まり」の前触れに過ぎなかった――!(裏表紙より抜粋)
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上下巻同時発売のシリーズ最新刊(出たのは昨年11月)。ほんとにこの西尾氏は筆が早いです。
さて、今回の舞台は愛知県の山奥の研究所。某助教授の書かれるシリーズのようですね。でも、もちろんなかみは全然違いますよ。
上巻終わった時点では、わからないことだらけなんですが、これを下巻でどうやってまとめるんでしょうか。楽しみです。
実は、××さんが○さんだったりするのではないかな、と思っているのですが…。ついでに殺された△△が▼▼だったりしたら…とかね。でもそうだとしたら、同シリーズのクビキリ〜と同じトリックになっちゃいますけど。



「あんたのその、中途半端に人恋しがる性質ってのは、一体何なのかしらね?」(略)
「人間嫌いのくせに人間のそばにいたいなんてのは、社会が許容できる範囲の我が儘を越してるようにしか思えないけど」


西尾維新:サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し,p.225-226,講談社.






ゆそか