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2003年02月26日(水)   クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子/西尾維新


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「紫木一姫って生徒を学園から救い出すのが、今回のあたしのお仕事」
「救い出すって……まるで学園がその娘を拘禁しているみたいな言い方ですね」
人類最強の請負人、哀川潤から舞い込んだ奇妙な依頼に従って私立澄百合学園、またの名を≪首吊高校≫に潜入した「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”は恐るべき殺戮の嵐に巻き込まれる――。(裏表紙より抜粋)
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例の密室本企画のうちのひとつです。
今回は(も?)、いーちゃんが哀川さんの掌の上で踊らされちゃってます。しかも澄百合(女子高)の制服まで着せられちゃって…。でも、いーちゃんの女子高生スタイルはかなりかわいい(哀川さん談)らしいので、哀川さんったらさすがの人選&審美眼。
作中で亡くなってしまいましたが、≪闇突≫ちゃんとか≪策師≫ちゃんもすごいすてきキャラです。女子高出身者として、うなづけちゃう雰囲気もありでした。



「(前略)お前にしか頼めない用事があるんだけど。引き受けてくれるかな?」
「勿論です。お任せください。戯言遣いはあなたのために死にましょう」


西尾維新:クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子,p.14,講談社.






ゆそか