2003年02月22日(土) |
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い/西尾維新 |
++ 絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、五人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする! 工学天才美少女、「青色サヴァン」こと玖渚友(♀)とその冴えない友人、「戯言遣い」いーちゃん(♂)は、「天才」の凶行を“証明終了”できるのか?(裏表紙より抜粋) ++ 第23回メフィスト賞受賞作です。 座談会本読んで、あのめちゃくちゃに言われていた投稿者が…、と思うと読まずにはいられなかったのです。う〜ん、講談社ノベルスってば商売上手。 このシリーズ、なんと作家さんもイラストレータさんも80年代生まれとか。若いですね。 そんな若い感覚バリバリ。言葉遣いとか、キャラクタとか。 どこまでついていけるか、と思いつつ読み始めたのですが、一気読み。わかったようなわからないようなウンチクも、玖渚ちゃんの使う専門用語も、全然じゃまになりませんでした。 もう出ているものは全て購入済みなので、早く読まなきゃです。 今後気になるのは、玖渚ちゃんといーちゃんの関係、いーちゃんの本名でしょうね。
「誰が一番最初に気付くか試したかったの。ちょっとした悪戯。理由なんてないわ」(略) 天才なんてたいしたことないのね。 イリアさんはそう思っているのかもしれない。 そしてこれからも、そう思い続けるのだろう。
西尾維新:クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い,pp.345-346,講談社.
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