A Will
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終わるんだろう。
終わらせれば、収まるのを、ただ先伸ばしにして、 それを出来ずに、何もかも失うまで、わたしは懲りずに続けてしまうんだろうか。
たった一言で済む。
その程度の存在でしかないわたしを。
わたしが、終わらせなければならないのだと解ってる。
腕の中の温かさも、 覗き込む目の、思いの外優しいことも、
勘違いなんだ。
わたしが、本音を言う相手ではなく、 ただ優しさを見せつければ良い相手で、 そうして、やっぱり答えは、その程度でしかないんだ。
わたしには何も覚悟がなくて、 それを知っていて、
けれど、覚悟なんてしようものなら、もう笑い合うことなんて出来ないから。
好きなのかな。
堂々巡りで、いつだって答えは出ない。
メールをしないのが正解。 電話なんてもってのほか。
我が儘なんて言わない。 困らせたこともない。
親友にさえ言ってない。 誰にも相談もしてない。
辛くなって、どうしようもなくて、すべてぶちまけたくなる衝動。
わたしに、困れば良いのに。 わたしで、焦れば良いのに。
出来もしない、願望。
少しくらい、いいじゃん。
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