A Will
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車のライトをあてて、即席で夜桜をライトアップ。
疲れた社会人の「ボーっと仕方」を教えてもらう。 その人の隣にいるわたしは、きっと。 多少頑張り屋で、よく笑って、時々愚痴めいたことを言って、
それでいて、案外弱い。
やさしいと、損しちゃうよ?って教えてあげたのにも関わらず、 わたしに騙されたいのか、あまり冷たくしきれてない。
冷え切って、すれ違うようなことさえなければ、
こんな風に、すべてがわたしの責任でることに関わらずにすんだのにね。
ごめんなさい。なんて100回死んでも思わないわよ。
好き、とは違う人。
たぶん、利用してるっていうのが一番適切な言葉なのだろうけれど、 それは敢えて気づかないようにしたい。
夜は冷えた。
向こうから車が来るから慌ててライトを消した。
わたしの、ずるい我侭を、ずるいと判ってるくせに受け入れる、
それは、その人のずるさだと思う。
けど良い。 責任はすべて、わたしが持ってあげる。
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