A Will
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2006年04月17日(月) |
100万の嘘と1億の本当と、たった1つの本物。 |
吐き続けた嘘は、間違いなく本物だと思う。
少なくても、たった一度きりの本当よりはホンモノ。
言葉に責任はないから、空中に漂わせることに罪悪なんて感じなくて良い。
そう思って、生きてきた。
冷ややかな視線に、喉がつったみたいに絡まった。
目の前にあった顔と、今わたしが思い出している顔が、 果たして同一人物か。
それは誰が判るって言うの。
記憶ほど、嘘吐きなものはない。
証明しようのない、曖昧さで、ただみんな信じたいから信じてるだけだ。
認識なんて、その程度。
嘘か本当か、なんてどうだっていい。
そもそもがフェイクじゃない。
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