A Will
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まったく何を考えているんだろう、なんてことを考えました。 もちろん、それはわたしに当てはまることすぎて笑えちゃうんですけれど。
急降下。急展開。けれど予想外、ではない。まったく。 事態の好転、を、願ってたんです。
うまくいくはずなんて、そもそもなかったのです。
認識困難。 残暑の夜をどう過ごすか、そればかりを考えていたいだけなのに。
この肌は、もう二度と。あつくなんてなったりしない。
堕ちていくだけなら、どれだけ楽だったかなんて興味は無いのです。 もう過ぎたことなの。おしまいなの。次の次のお話。
それでも一瞬の反応を見逃さなかった。あの人の価値。あの人が勝ち。 勝敗にこだわるわけじゃないけれど、どうせなら負けたくなんてなかった。
綿棒に染み入った消毒薬のごとく。 わたしもすっかり乾いてしまえれば良かったのに。
あと数分のこの時間の間で、すっかり長くなった爪を、 わたしは今、切り落とすのです。
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