A Will
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色んなもの全てを置き去りにして、それで快楽だけを追求した結果なのかと、 本気でそんなことを朝日を拝みながら思った。
車の助手席で。隣にいるのは、なんでこの人なんだろう。
楽しかった。ホントに。文句もつけられないくらい。 はしゃいで、おかしくて、帰りたくないってこんなに思ったのは久しぶり。
まだ一緒にいれるって解ったときに、あんなに喜んだのも久しぶり。
嘘をつき続ける。 それでも純粋そう、とか思われたいから。
こんなでも、案外綺麗だって言って欲しいんだもん。
こんな狭い場所で、なにしてんだ。わたし。ほんとに。 考えるとリアルにちょっと怖い。というか痛い。
生きていけるのかってレベルだ。
あの人の良いところは、求めないところだと思う。わたしを。
可愛いと好きを履き違えた感じが好きだ。 わたしじゃなくても平気なんだろうってところが好きだ。 女の人を抱くのを好きな男の人が好きだ。 全て終わった後に楽しい会話をしてくれる人が好きだ。 わたしを好きだと言わない人が好き。なの。
どうせなら抱かれたい。じゃない?
だめなんだ。
やっと解った。今これ打ち込んでてやっと解った。
バカなのかもしれない。
わたしは何も置き去りになんかできてなかった。 でも、そう思わないときっとどうにもできなかった。
泣きたいのかもしれない。(でも何に対して?) 怒りたいのかもしれない。(でも誰に対して?) 本当はただ嬉しいのかもしれない(けれどそれじゃ辻褄が合わない) もっと飛躍すれば単純に自慢なのかもしれない(そうだとしたらわたしの頭は悲劇過ぎる)
こんな自問自答を繰り返してた。ずっと。 おもったよりわたしはずっと暇で、そして多分、傷ついてた。
全てから見放される日がいつか来るんじゃないかと待ちわびてる。
そんな安心の仕方を、ちょっとだけ焦がれてる。
悪いことをしたつもりは、少しもない。 だから反省してるわけじゃない。
懺悔のつもりで、こんなバカなことを言ってるわけじゃない。
怖い。どうしよう。
出来るなら、わたしはこんなことに気付いたりしたくなかった。明白に。
結論は。ただ、眠い。
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