A Will
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ゆらり、と傾いだ。
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的確な言葉が思い浮かばない。 あー・・・国語は得意なはずだったのに。
問題を解くことと、表現することの違いに若干戸惑い気味。
つまり、今ある知識のみで伝えようとするから限界がくるんだ。 ボキャブラリーの貧困さ。だんだん辛くなってきた。
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寂しさに たゆたう。 うっとりと瞼を閉じて、ゆらゆらと定まらない思考に委ねる。
それでも。 きっと、わたしが「寂しい」なんて言ったら笑うんだと思う。
笑ってくれたら、と願う。
冷たい手と対極をなすように温かかった手を、 わたし何で気づかないでいようと必死だったんだろう。
取れなかった。
あの時も。あの時も。あの時も。
必死な顔を見た。 何度か。
暗がりの中で触れたら、やっぱり温かだった。
早くこんなの終わってしまえば良いと、ずっとずっと思ってた。
泣き出しそうなわたしを、どうか突き放してくれれば良い。 忘れないように深く捩りこむように傷つけてくれれば。
手を、取ることは叶わない。
叶わないなら、せめて、きっとわたしから離れなきゃいけない気がする。
上手くいかないね。
そう言って、また笑ってくれたら、それだけで。
望むのは自由。願うのも自由。
君の長くそろった睫毛が、また動けば良いのに。
なんて。
ねぇ。天国ってそんなに良いところなのかしら?
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