A Will
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2005年04月13日(水) これまでの何もかもが夢だったらちょっと良い。

時々。未だに。
わたしは君を探したりする。


例えば、駅で1人で立ってるときに。
例えば、そろりとお散歩をしてるときに。
例えば、朝起きたときなんかに。


君に電話しようと思って携帯電話を広げる。
メモリの中に君の名前がなくて不思議で仕方ない気分になる。


首を傾げる。世界が傾く。ぐらり。


わたしは、また君を探すんだ。どこだっけ?





そうして、気づくの。

大きくなったわたしの足を見て気づくの。



あぁ。
そりゃそうだ。いるわけない。

携帯番号なんか知るはずがない。君もわたしも持ってなかった。







いない。

わたしは時々。そして未だに。
君を探しちゃうときがある。
君がいないっていうことを探さないと、本当に今でも混乱しちゃうんだ。







わたしはとても幸せだし、戻りたいなんて特に思わないし、
これで良いと思う道を常に選んできたつもり。

それでも。



もしも、今までの全部なかったことにされて、
それでもしも君がそばにいてくれるって言うなら、そのときは・・


そうねぇ、わたし迷っちゃうな。きっと。


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