A Will
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2005年03月15日(火) 私信。そして私心。

水だと思っていたものは極々薄い墨だったのです(Only you can rock me  五十嵐薫さま)


勝手にリンク貼っちゃったけど良かったのかな?
不都合がありましたら言ってくださいね。すぐに外すので。


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極々薄い墨。
じわりと広がったのかな、とぼんやり考えた。

本当にぼんやり。
ミルクを温めようか考えて結局やめた面倒くささの中で。



わたしの中の君の「死」は、やっぱり水だったのかもしれない。
ぽたりと紙の上に落ちた。
徐々に乾いた。乾ききってもう見えなくなった。

それでも。
水を吸った紙がどうなるのか。乾いても元のようにサラリといかない。
よれて膨らんで、跡形だけ残る。






微妙だ。
どちらにしても、生きてる限り救われることなんてないだろうし、
救われたいともそれほど思わないんだろう。




泣いて、またぽたりと零してみたり、
それすら忘れて、残った跡に軽く失望してみたり、


忙しい。






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強くなりたい、なんてちっとも思わない。


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