A Will
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そういえば、いつのまにか好きな日記が消えてた。 今さら気付くなって話なんだけど。
角砂糖みたいな人。 甘いくせに角張ってて、溶けちゃった。
想像するしかないなら、笑ってると思っとこう。
元気だって思い込みたいくらいには、好きなんです。
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「悩んでるの?」なんてメールが来た。
泣きそうになって、グッと堪えた。
電話番号、そらで言えるよ。
会いたくなるから、声は聞かないけど。
「人生は一箱のマッチ。」 侏儒の言葉だっけ?
悪いけど、芥川はあんまり読まないの。
返信は太宰にした記憶がある。 斜陽だったかな。女生徒にすれば良かった。
それとも漱石にすれば良かったかな。 草枕、好きそうだし。 こころ、読んでたし。
「恋とは罪悪です」か?
聞きたいけど聞けないよね。怖くって。
もう、君の隣なんて夢見れなくなっちゃったし。
でも、呼んでくれたら嬉しくて、「はい」って褒められた返事するよ。
感傷的な夜なんだ。 多分、外は風強い。
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