A Will
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晴れた空の雲は、清潔すぎて好きじゃない。
そう言った人がいて、感化されやすいあたしは、 そのまま同じ意見だと思った。
そうだねって頷いたあたしを、 少しつまんなそうな目で見て、そうだよって言った。
初恋なんだろうきっと。色んな意味で。
思い出を信用しようとは思わないけど、 どのくらい愛しいかって言ったら、限りない気がする。 なんだかんだで濃厚なんだもん。
やんなる。
色んな人に惚気れば良かったような気もする。
その当時、あたしは独占欲の塊にでもなってたのかもしれない。 全部、あたしのものにしたかったんだもん。 重症だ。どっちかって言ったら重傷。
冷静になったと思いたいだけなのかな。 他人に言わせれば、未だに「無理」らしい。
はたして真相は、どうなのか。
てゆーか。 ほんとは、そこまで深く想ってるわけじゃないと思うんだよね。
なにもかも今さら、だし。
今さら。
良い言葉ね。
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