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◆ 雪のせいで。雪のために。 |
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雪のために 日曜日の本命レースが流れてしまった せっかく体調も練習も合わせて レースのために練習量も落としたのにな 残念 近所を雪ランするも しっかりとした練習をしないと走力が落ちてしまう 仕方なし、ということで 2時間かけて回廊があるとこまで走りに行く 電車賃をかけてまで行ったので かなりしっかりと走り込めた これでいいんだろうか もっと効率的な練習方法があるんじゃないのか 以前は何も考えなくても 次々と記録更新出来たのに 今はこんなに手間暇お金かけても 失敗レースばかり かける情熱が違うんじゃないかとか 生活の時間のほとんどを走ることに捧げてしまう始末 どんだけ中毒症 依存症 人間関係までそれに振り回されて 部屋の掃除をする時間さえもったいないと思う情けなさ 呆れるほど汚い部屋 昔はしょっちゅう人が出入りしてた家で まるでモデルハウスのような部屋とまで言われていたのにね 部屋もこんなんだから 心も荒みスラムのよう それでも去年の秋、年末よりはまし あの頃は最早人間の原型を留めていた記憶がなかった おととしまではしょっちゅう泣いてた 今ではそんな感傷も枯れて 泣く気力も沸いてこない まるで無表情 突起なものがない グレーの世界を浮遊している それでも そんな今でさえましだと 思う未来が来るのだろう いつ消えてもいいように 部屋の掃除をしなきゃ、と ここ数ヶ月考えてる 思い込み過ぎて なかなか掃除にとりかかれない それよりも たまには走ることなんかほっぽりだして 映画を見に行きたいなあ ううん もっと手軽に読書がしたい それさえも禁じてる いや そんな些細な気持ちさえも許さない 焦る余裕の無さ 楽しいってなんなんだろう わざわざ哲学しないと思い出すことも出来ない 今日も1日 誰とも口をきかずに終わる 頑張ったって それが何になるんだろう 耳掻き一杯分の優越感だけでしょ 2014年02月11日(火)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
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