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■ 古書入手メモ
古本、買ってきたはいいけど、端から積み上げて興味のあるところだけ読みかじってます。 最近ゲットした本の値段と書名だけでもメモッとこう。
平尾道雄の新撰組史録(白竜社)3000円 お買い得v新人物往来社から出ている定本新撰組史録のほうは最近復刻されたんですが、定本のほうは子母沢寛の新選組本に影響されて書き換えちゃったところが沢山あるですよ。子母澤さんの本は今では小説の色合いが濃いとされているので、影響を受けてないほうが欲しかった訳。3000円は安いですよね。
平尾道雄の戊辰戦争史(新人物往来社)1200円 超お買い得vだと思って買ったんですけど、内容どうなんでしょう?
金子治司の幕末の日本(早川書房)1000円 郷土史家が調べた細かい史実をたくさん集めて、その点と点を結ぶように取材して紡いだ本。なかなか盛りだくさんです。私は神田お玉が池の東条一堂先生と千葉周作の話に惹かれて買ったんですが、とにかくネタが細かくて面白いんです。榎本武揚の息子は名前を金八といいましたが、この名前は自分の釜次郎の釜の字を分割してひっくり返したものなんだそうな。釜…八と金で金八。因みに武揚のお兄さんは鍋太郎というのだ。鍋に釜…。
豊田小八郎の田中河内介(河州公顕頌臥龍会)1000円 寺田屋事件のころに清河ちゃんがお世話になってた田中さんの本。清河ちゃんが九州遊説の旅に出るとき、いろいろ紹介状を書いてもらったときのくだりも書かれている。豊田氏は明治33年に一度小伝を出していて、こちらは田中河内介の顕彰碑を建立したときに記念として発行されたらしい。
川路柳西の開国史話黒船記(法政大学出版)1000円 幕府遣英留学生の日記、川路聖謨とゴンチャロフの話(長崎日記の解説)、開国は井伊直弼の英断か?など素敵な見出しが沢山vvペリー来航に興味深々なので面白いかと思って。
会津弔霊義会の戊辰殉難追悼録(会津弔霊義会)2000円 戊辰戦争で殉死した会津藩士の慰霊碑に関する解説書。会津弔霊義会の会則の本なのだが阿弥陀寺にはじまり、会津の殉難慰霊碑について詳しく書かれている。
とりあえず、ここまで。あと60冊くらい積んでますが…(^^;)
2003年03月05日(水)
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