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■ 映画壬生義士伝
映画の壬生義士伝を見てきました。 千葉にある全席指定制の映画館で見たんですが、新しい上に特等席でにこにこでした。 映画は面白かったです! 例の火消しみたいな妙な隊服も見慣れてくるとけっこういい感じ。特に「新選組の決死隊が来るそー!」なんていう薩長軍の怒号とともに向こうのほうから大群で斬り込んでくるシーンとか見てるとかっこいいーvと思います。 中井貴一はやっぱりいいかもです。斎藤役の佐藤浩一はまあ、上手いんですが、彼は今まで二枚目ばっかりやってるせいか、中井に比べると芝居がツマランですの。いや、上手なんですけどね。 テレビに比べて、ストーリー構成や台詞の言い回しなんかは映画のほうが上手いかも。脚本は大河ドラマの脚本も書いているベテラン中島丈博ですね。 中島丈博はお話が面白くなれば何でもOKか?!というような嫌いがあたのですが、この映画の脚本は上手いですわ。 なんていうか、新選組ファンのツボをよくおさえ、小ざかしいエピソードをバサバサ取っ払ってるあたりが凄く好き。 近藤・土方・沖田は必要最低限しか登場しないし、ちょっと出てきていいこと言うねん、これがね。(含笑) 殺陣はいい感じです。一人一人構えに特徴があって、永倉も沖田もちゃんと強そうに見えたです。新選組の皆さんが揃って不逞浪士を斬りに行くシーンはつい「よしよしいけいけー!」とか思ってしまうんだな(苦笑)
沖田が始終へらへらしているのが気に入らないという声も聞きますが、沖田ってきっとこんな感じだったと思う(乱暴な言い草)。 テレビの金子賢君とよく似た役者でしたけども、イサミンと一心同体な感じがよく出ていたし、それでも後継ぎにはなれない冷めたところもよく出ていたし、私は好きでしたね、映画の沖田。
そして土方…モブシーンになると何処にいるのかわからねえ。 永倉も大人数にまぎれてわからなくなっちゃう。 中井・佐藤は何処に居てもすぐ見つけられる、っていうのはつまり、役者としての華の大きさの違いなんですかね。 みんなイイ男なんですけどね。
私、もう一回見にいきたいです。 何度見てもいいと思います。ネタバレになるので詳しい感想はもうちょっと経ってから書きます。
2003年01月27日(月)
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