ちちやす日記   こんげつぶんきのうあしたかこぶん


2002年11月14日(木) 新宿さくらやウォッチKAN
 スキンダイビング用の、できれば水深が計れるダイバーズウォッチが欲しかった。ダイビング用品店にはダイビングコンピュータ(略称ダイコン)はあれど、時計はあまり扱っていない。先日ツアーでご一緒した方に「さくらやで見るといいよ」と教えていただき、行ってみた。ウォッチKANの「KAN」って「館」なんだろうたぶん。
 アルバ、G−ショック、サイバーアクアランド、デザインも機能もさまざまで、どれを選んで良いか迷ってしまう。スキューバ用にダイコンは持っているので、高機能(=お値段もそれ相応)なのは要らないわけで、フロアふたつをうろうろして店員さんに聞いて、比較検討して悩んだ結果、プロマスターアクアランドに決定。買ったからには使い倒す。けつい。

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 どうも調子が良くなくて、1日休みたいところを妥協して半日休暇。帰る頃にはそこはかとなく頭痛。連絡の不行き届きにふりまわされて散々だったので、精神的にまいっていたのかも。
 そんなストレス発散にと(迷惑にも)電話したらば、うっかりものすごい長電話に。夕餉の支度などあろうというのに、長い時間ひきとめてしまって申し訳なく思う。が、ぜんぜん反省してないので、たぶんまたやります【悪】。

 ガーリックとオイルの芳香に誘われ、さくらや地階でニンニクたっぷりのパスタ(バジルとトマトソース)。
 西友でリンゴ(王林、ふじ、ジョナゴールド)を4つ買う。王林をむいて食べたら良い香り、酸味の強いバランスのとれた美味しさ。紅茶牛乳をどんぶり一杯(カフェオレボウルはどんぶりにしか思えぬ)。リプトンイエローラベルの、ピラミッド型のティーバッグをガラスのポットで抽出すると、中で紅茶の葉っぱがくるくる踊っているのが見える。CMとおんなじだ。湯気を吹きながら、イギリス土産のティーバッグもピラミッド型だったなあ、と思い出したりする。

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 いろんな体験が記憶をつくる。その場所へ行って、体験してみないと分からない事柄がたくさんあって、そういうものが自分のなかに蓄積して沈殿して、いつか別のかたちに結晶したらいいのだけど、現状では時間やお金を浪費してるだけな気がする。楽しいことの多くは「役に立たない」ことが多いのでなおさら、いつも少しの罪悪感がある。無心に楽しめばそれでいいはずなのに。
 それはそれとして。たとえばワールドコンに行く、ダイビングをする、などということは、学生時代には考えてもみなかったことなので、それらを経験して記憶として持っていることは不思議ですらある。できることはチャンスを逃さず、なんでもやってみればいいのだろう、たぶん。良い人生だった思い残すことはない、って笑ってこの世を去れたらいい、と言ったら気が早すぎか。ナマケモノゆえ心残りのない人生は送れそうにないけど、役に立たない遊びには、きっと来年も全力で突っ走る。


かこぶんきのうあした
ちちやすになんか送る




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