昔何かの本で読んだ事がある。 人間は許容範囲を超えた痛みを感じた時、痛みを感じない瞬間があるという。 医学的にはどうなのか分からないけど、読んだ時はそんな事があるかもしれないと思った。 痛みを感じる事で、人は体の異常を感じる。 でも、痛みの大きさとダメージの深刻度は一致しない。 だから致命傷では無い時、ショック死を防ぐ為に防衛本能が働いて痛みを感じない瞬間があるそうだ。 では体ではなくて、心の痛みはどうだろう。 体と違って痛覚なんて無いし、感じ方も人それぞれ。 鈍い人もいれば、過敏に反応してしまう人もいる。 最近自分でも、何も感じなくなってきている気がするのは何故だろう。 強くなったんじゃなくて、鈍くなったのだろうか? ...
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