二ノ宮啓吉の区政日記
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2006年01月24日(火) カボスが生んだ防災協定の話

 「かほす」が結んだご縁、臼杵市との交流

 宮城県気仙沼市の有志が「目黒のさんま祭り」実行委員会を結成して目黒の区民祭りにサンマ運んで11年目を迎え、その縁で気仙沼市とも相互防災援助協定を締結した、平成12年「サンマ」に「かぼす」との良縁で大分県臼杵市より市長以下かぼすレディーと共に友好が深まり、昨年市長が上京したおり、両区市との相互防災協定の申し込みが区長にあった事を受けて、議会運営委員会が臼杵市の実情をつぶさに視察して今後の協定への備えとなった。

1月23日に大分県臼杵市に午後1時に到着、庁舎玄関に後藤国利市長が出迎えて頂き、会議室で中野助役・山田特命理事・総務課長・防災課長と市議会より牧市議会議長・高橋副議長・匹田総務委員長・野尻副委員長同席の元で協議が始まる。
まず臼杵市の状況を説明され続いて防災対策について話が続いた、人口は43.354人、面積は291.02平方メートル、主な産業は造船業287億円、みそ・醤油業183億円、農業産出額74億円と第三次産業が衰退しており、市長は観光産業に力を入れて、整備が進んでいた。
防災については九州は台風の通り道で毎年被害にあっている、しかし遠距離では有るが、農産物等の支援はかなり実現的な資料を頂くが、どちらかと言うと財政的、災害発生率から見ても支援する範囲が目黒区の方が豊富に見受けられる、臼杵市では東南海、南海地震に備えて警報設備を整え、水害対策には護岸を高くする擁壁工事が進んでいた、一通りの防災対策を視察して参りましたが海岸線が短く市内の大半が低地で津波・水害の危険性は大きく感じた。
 非常食の「とり飯缶詰」・「たくあん缶詰」を参考にいただく。
本来防災の所管は企画総務委員会ではあるが総合的に鑑み、以前区議会の議会運営委員会が気仙沼市を友好交流をした後に防災協定が結ばれた事が有るので、その例に習って今回視察を実行に移した。

先にも述べたが臼杵市は遠距離で急の対応は無理で有るが、数多くの援助協定は今すぐに財政的な支が伴わないので、いざとなった場合に支援を頂ける事は
両市区にとって有効の手段と考える。
 そのご縁が広がり互いの区民交流と産業の活性化に寄与できれば大変良い事と感じた。


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