二ノ宮啓吉の区政日記
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2004年07月19日(月) |
自然の村「長野県和田村」の廃止について |
目黒区は昭和61年に区民自然の村として長野県和田村に本館棟・ロッジ を含む自然の村として開設いたしました。 当初は毎年夏には沢山の若い人達やグループの方々が訪れ、バスをチャーターし、教育委員会の補助を頂いて賑やかな時もありました。
開設以来18年の歳月がたち、老朽化も進み、毎年維持するだけで約3千万円余が経費として支出しております。 近年は利用も減少し近い将来大規模の改修工事が必要になります。 当地は国有地で林野庁より借りる時に、国庫補助を四千八百万円を受けており、返還時には現状復帰が義務ずけられております。復元には約一億五千万円余と言われております。 この度、改革実施策として「廃止の方向で検討する」と示されました。
平成17年度の利用を中止しする事が、委員会で報告を受けました。
和田村の利用は今年限りと成ります。 青少年団体やユネスコの夏の活動として利用されておりますので、私は 代替施設として早急に検討する事を委員会で質疑して参りました。
経済的に緩やかな時代の産物です。 しかし税収が悪いから廃止するとは、あまりにも現実的です。 次世代を担う子供達に自然を味合う施設は何時になっても必要です。 教育委員会施設の北軽井沢施設・八ヶ岳の移動野外活動施設・千葉県興津の健康学園施設の活用を早急に施策の変更等を示すべきです。
皆様のご意見をお待ち申しあげます。
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