二ノ宮啓吉の区政日記
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2004年06月19日(土) 区長の不信任失職について

 平成16年第二回目黒区議会本会議が昨日より開会された、
冒頭新青木区長は所信表明の中で経費の削減・投票率の向上・区民の政治意識の向上をうたつて三年先の区議会議員選挙と区長選挙を同時日程で行いたいので、私を「不信任解職」してくれとの公約を再度表明した。
 我々も経費削減や投票率アップには賛成であるが、区民の皆様は自冶法や
公職選挙法を理解してなくて、単に経費削減のみに目が行ってしまう。
 区長の任期は4年間で3年目に辞職しても解職しても再び改選で又本人が当選した場合は残りの任期1年間で又選挙が行われなくては成らない。
此処で言う7千万円は4年間に二度使われる計算になる。何が削減か???

今日の(19日)読売新聞などはどうして「7千万円削減される」のみで
自民・公明・共産・独歩・の会派が「区民へ背信行為」「議会を冒涜した公約」「法の趣旨をねじまげるのは邪道」との質問が相次いだと報道しているが。 「議会と十分協議たい」との発言であるが、簡単なのは区長の意思は十分に解る、我々も以前に残り6ケ月の10月に区長選挙と区議会補選を行うに当たり何度か一度に出来か区選挙管理委員会と質疑を繰り返した、その時は、選挙を二度行えば同時に改選が出来るとの答弁で経費が削減できず同じこととなってしまう。そして塚本前区長・薬師寺前区長の様に途中でお亡くなりになると、又振り出しに戻ってしまう。選挙法ではお亡くなりになって50日以内に選挙をする事となっている。

統一地方選挙と言う言葉を耳にする事が有るとおもいますが、統一に選挙が
行われるのはだんだん少なく成っており首長・議会がばらばらの処がでて
おり、自冶省が特例条例を設けて一度に選挙をしないと出来ない。

★区長の多選禁止について、青木区長は「3期を上限」と答弁をしたが
 お若い区長が今49歳であるが3期12年やっても61歳であり政治家と して油ののった年に成るのに、次のステップですか。

★電線類の地中化について、補助金を確保して実現をと答弁しているが
 今まで区内ての実績では1平方メートルで32万円とか25万円掛かる
 区内には18.000メートルの区道があり、予算にも計上出来ない
 金額で夢物語に近いが、実現できれば良い計画だ。

★契約課長の事件に関連して契約制度の改善等については
 第三者機関を設けて検討するとの発言でなかなか新区長としての姿勢か
 見えない、実行を期待したい。

月曜日{21日-22日)からは一般質問に入る、どうしても区長の選挙
 公約の問題に質疑が集中すると思うが、
 早い時期に無理な問題は訂正して検討する事も「勇気有る変身・撤退」で はないか、区民に選挙目当ての発言としか思えないが言う意味は十分に
 理解して良い発想と賛同してくれたと私は思います。
 


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