二ノ宮啓吉の区政日記
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2004年05月26日(水) 小泉首相訪朝の「評価」

 5月24日の新聞で懸案の拉致被害者帰国問題での小泉首相の評価が出ま
した、読売新聞では「評価する」が63%。毎日新聞ではなんと67%と評価されておりました。

 アメリカ大統領ブッシュ氏の言葉を引用すると「悪の中軸」としての
北朝鮮の金正日、イラクのフセイン、と名指しされている国のトップとの
交渉は大変な作業と苦労がなされたと思います。
普通なら首脳相互交流となるところ、国交のない国との異例の再訪問となって、多分総理は実務的交渉を主になさったと思います。

結果二家族の5人が帰国出来、曽我さんのご主人・子供は帰国出来なかったが第三国での再会を可能にした評価は73%とと大きい評価が出ている。

安否不明の十人や四百人とも言われている不明者の家族の方は、消息を
再調査するとの話には落胆した事と存知、「最悪の結果」と発言しておりますが先に述べた通りの独裁国家との交渉が如何に難しいか物語っております。

私は今回の訪朝は「前進しない拉致家族問題の重い扉をなんとか開ける事が
出来た」業績は評価すべきであります。
そして安否不明の拉致被害者の消息を調査するとの約束は「先の死亡報告」
を白紙にした事は明るい知らせと理解して希望を持ちたいとおもいます。

なぜこの評価について書いたかと言うと、あの朝日新聞が評価を67%と
記事にした事が、今まで自民党ゃ政府をあまり良く書いてない新聞がと
思い、新聞ゃTVが国民の前に正しく報道しているか、記事に寄っては
少し偏見があるような記事が有ったからで、マスコミも公正な報道をしているなと、思ったからです。

北朝鮮の誠意ある調査と安否不明のご家族の一日も早い帰国が実現出来ますように、心よりお祈りもうしあげます。


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