遊戯王ゴーラッシュ感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2003年08月20日(水) 第167話 闘え海馬! 決死の空中大脱出スペシャル 天空の要塞、ジグラート

第167話 「闘え海馬! 決死の空中大脱出スペシャル 天空の要塞、ジグラート 」(8月19日放映分)
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    今日のお言葉

      アメルダ 「これで終わりにしてやる! お前の魂で清算してやるよ!」



    あぁ、アメルダが負けた…。なんか哀しかった…(T_T)
    というか、そもそもこの二人のデュエル自体が哀しすぎるわけで…。

    「最初から死に場所を求めてここへやってきたな!」とかいうセリフにはコチラも過剰反応しましたねぇ〜。
    アメルダは勝っても負けても死ぬ気だったのか…って(T_T)。
    一途すぎる想いにこちらが押しつぶされそうでした…。

    アメルダの魂が救われたかどうかというコトについて、考えてみると、
    やはり社長の言葉によって気づかされたのだ…って結論を出しました。
    たぶんアメルダは無惨に焼かれる弟の姿を見つめながら、「あぁ、自分のせいだ!」 と思ったはず。
    でも自責の念を抱えて生きるには幼すぎるので、憎しみの矛先を海馬コーポレーションに向けた。
    憎しみを支えにすることで、生きる目的を得ることが出来た。
    だが今回、こうやって社長と対峙し、なにがなんでも自分のチカラで弟を守る(愛する)と宣言する社長を見て思った…。
    「守れなかったのは自分が無力だったから…」
    やっと冷静な目で過去の自分を認めることができたアメルダ…

    幻覚にあらわれた弟に新品ではない壊れた人形を渡すシーンをみて、よけいにそう思いましたです。


    反対に社長の位置から今回のコトを見てみると、アメルダが仕掛けた「幻覚の世界」は少々キツ過ぎたのではないかと思う。
    モクバに似た少年が死ぬ瞬間に立ち会う。
    親をなくしている社長にとって身内が死ぬ瞬間なんて金輪際見たくないはず! 
    ましてや超可愛い弟の死を想起させる場面なんて…。
    社長は心のどこかでモクバが自分の側から離れることをおそれている。
    死に別れるコトに恐怖を抱いている…。
    セリフ的にはカッチョよく攻めまくっていたけど、内心は動揺を隠すだけでイッパイイッパイの兄サマだったらいいなぁ〜と思う(*^_^*)。


★スゲー久しぶり!? 社長の前説★

    愚かにもオレの専用機を乗っ取り、再戦を挑んできたアメルダ!
    どうしてもオレの前に立ちふさがるというのなら、なぎ(押し)倒して進む(組み伏す)まで!
    よかろう…このデュエル、受けてやる!!
    だが奴は姑息にもまやかしの幻想を見せ、オレを揺さぶりにかかってきた
    ムダだ!アメルダ!! オレにそんな手が通用すると思っているのかぁ!

    今回はせっかく★海闇祭★だったのに、アメルダで頭が一杯になり、書く感想はアメルダ一色になりそうです。
    ああ、ゴジラが憎い! 丸焼きにしてやりたい!
    これだけ内容が濃い2作を一回で放映してしまうのはもったいないなぁ〜。

    羽山さんの作画…すごく迫力あって好きスキです。
    特にアメルダ…眉間のシワに萌えました(笑)。
    アメルダも社長も、そしてダーツさんも普段より若干細身なのもツボですねぇ〜。(*^_^*)
    社長もムダにカッチョイイんだよなぁ〜。セリフも少し引いた感じで大人〜な雰囲気だったし。
    先週が「うぬぬぬぬぅ〜」ばかりだったから、新鮮に感じたのかも。

    やはりあのジャンボジェット機は社長の専用機だったか…(笑)
    殺風景なインテリア…特に固そうなソファは社長好みだなぁ〜と思いました。
    身体が沈まないので使いやすそうです(*^_^*)。


    無謀なシーン
    アメルダをお姫様ダッコして、あの高さから飛び降りた社長…ヒザの筋肉が柔らかいらしい。
    っつーか、王様の前でそんなことして後で喧嘩にならないか?と心配(笑)
    さらに言うなら、アメルダって体重軽いんだなぁ〜と再認識!
    そんでもって、意識を失っているアメルダの顔が可愛い! あと首筋もね(*^_^*)


★モクバ…ハラハラ★
    自動操縦が解除され、迷走する飛行機! 
    コックピットにたどり着いたモクバ…操縦法を聞くために海馬コーポレーションに電話を入れる!!


    モクバ:(携帯電話を握りながら)うぅぅぅ、誰か早く出て!!
    磯野:はい、こちら磯野!(磯野さん出たぁぁぁぁ\(^O^)/)
    モクバ:磯野!! 詳しく説明している暇はないんだ!! 飛行機が墜落しちゃう!!!
    磯野:ううぅ…(いきなりスゴイ事を言われ、言葉につまる)
    モクバ:早く操縦の仕方を教えてくれ
    磯野:少々お待ちを…(向かいの部下に電話を押しつける)

    結局、この危機を救ったのは、「名もなき従業員」だった(笑)
    このいい加減な人員配置は遊戯王らしい!? っつーか海馬コーポレーションの謎だなぁ〜



★アメルダの切り札★
    アメルダ:魔空要塞ジグラート召喚!
    社長:あれは…なんだ!!

    笑っちゃいけないだろうが、針を刺しすぎた針山みたいなモンスターに大笑い!
    おまけにあのロボットの顔がなんともマヌケで…(^_^;)


★オレの夢&キミの絶望★
    アメルダ:これがボクの切り札だ…海馬…お前への復讐はこのモンスターで果たす
    社長:くだらん! そんなセンチメンタルなどオレには通用せん!!(おぉ社長に”センチメンタル”のセリフは似合わないなぁ) 
    モクバ:もうやめてくれ、二人とも
    社長:モクバ…奴を倒さぬ限り…オレたちの夢を成し遂げることはできない
    モクバ:オレたちの夢…『海馬ランド』
    社長:行く手を遮るモノは誰であろうと容赦なく叩きつぶす!!

    アメルダ:笑わせるな…何が『海馬ランド』だ!
    剛三郎に育てられたお前が人に喜びを与えるコトなどできるわけがないだろう!?(いやぁ王様には別の悦びを与えているそうです(*^_^*))

    モクバ:ちがう! 兄サマは剛三郎のすべてを否定したんだ!! 『海馬ランド』はオレたちが剛三郎に会う前からの…
    社長:言うなモクバ…奴にはとうてい分からぬことだ
    アメルダ:そうだ、お前がボクと弟が見てきた地獄を理解できないのと同じようにな
    だがそんなことはもうどうでも良い…これで終わりにしてやる! お前の魂で清算してやるよ!

    あの剛三郎に育てられた人間ならきっと真人間にはなってないと思うのは仕方ないかな。
    アメルダも思い込みが激しいから、剛三郎が憎けりゃ、瀬人もモクバも憎い!!って感じですねぇ。
    それにしても、個人的に所持している人形がモンスターとして登場するのはどんなカラクリがあるのだろう。
    やはり微妙に顔が変なロボットだよねぇ〜。



★アメルダの怒り爆発…でも少々ヘッポコ風味★

    何機もやってくる救助のヘリを見て過去の思い出がフラッシュバックするアメルダ
    憎悪に反応し、オレイカルコスがチカラを増し、拡散する
    その波動のスゴサに機体の窓ガラスがバリンと割れる(笑)

    アメルダ:海馬…これで貴様の化けの皮も剥がれたな…あんなモノを未だ後生大事に抱えて何が海馬ランドだ!
    いくらきれい事を並べても所詮、お前は剛三郎と同じ側の人間なんだよ…そう殺す側のなっ!
    ボクたちのような殺される側のコトなど生涯わかりはしない

    アメルダ:まずはジグラートでブルーアイズを相打ちにし消滅させる! 次のダイレクトアタックでお前の負けだ!
    喜べ、お前の魂が生贄となり、この世界は生まれ変わるんだ!
    社長:全人類を滅ぼしてか…?
    アメルダ:ああ
    社長:そうか…つまり貴様が両親や弟を殺されたように世界中の人々の親兄弟を殺すというコトだな…
    アメルダ:違う…これは「リセット」だ…もう一度、ゼロに戻ってやり直すんだよ、戦争のない平和な世界を! (少々、動揺する)
    社長:「リセット!?」…フッ…もし貴様の弟が生きていてもか…
    アメルダ:何!?
    社長:それでも貴様はこの世界をリセットするというのか…
    アメルダ:ミルコを殺しておいて何を言う!
    社長:違う! 貴様が救えなかったんだ…弟を…
    アメルダ:お前…何を言っているんだ!
    社長:分からんのか…弟を救えなかった…その一点で貴様は負けているだ! そんな奴が世界をリセットするだと? それこそ負け犬の遠吠えだぁ
    アメルダ:海馬…お前だけは…お前だけは許さん!!

    社長:アメルダ…オレがもし貴様だったら、ぜったいに弟は死なせなかった! どんなコトがあってもだ!!

    アメルダ:ガぁ〜ぁン★★(社長の言葉にショックを受けるアメルダ!)


    このあたりのセリフは聞いていて、ちょっとツライ感じでした。
    両親の話はさぁ…社長だってツライかなぁ…とかフッと思ったりします。
    そんな感傷に浸るタイプの人じゃないのは分かるけどさ。

    弟を救えなかった…というセリフはあの状況を知っていたなら言えないよね。
    ただ社長にとってモクバはやはり「守るべき存在」なので、命をかけて保護するのが当たり前だって気構えができちゃっているから、容赦なくキツイ言葉を言ったりするんだよなぁ…(^_^;)
    まぁ「良薬口に苦し」だから…(意味不明)

    飛行機の窓ガラスが割れてましたが、あれは違うと思うけど(^_^;)。
    飛行機の窓ガラスって2層の強化プラスチックなんだよね。
    う〜ん、シーンとしてはカッチョイイけど、じっさい、あんな風に砕け散るかな…。
    (それともKC製の飛行機は特別なのか!?)


★アメルダが成仏するキッカケになったセリフのやりとりはこの辺かなぁ〜★

    社長がブルーアイズでジグラートを撃破! アメルダのライフは1000ポイントに!

    社長:貴様にはもうオレを倒すモンスターは残っていまい…
    アメルダ:それがどうした…どっちにしろこの機体はあと何分ももたない
    このままこうしていれば、ボクもお前も確実にこの世からおさらばできる

    社長:エンド宣言をしないで時間稼ぎをするつもりか!? 決着をつけると言ったのは貴様の方だぞ
    アメルダ:これがボクとお前の決着だったんだよ
    社長:貴様ぁ〜最初から死に場所を求めてここへやってきたな
    モクバ:アメルダやめろ! そんなことをしたって弟が悲しむだけだぞ

    アメルダ:お前…自分なら弟を救えると言ったな! 本当に救えるのか!!
    社長:救えるぅ!!(なんかもうすっごく自信満々)
    アメルダ:バカな…!!機体が分解するまでにどうやってデュエルに決着をつけ、モクバを救うというんだ
    社長:デュエルを続けろアメルダ! オレはモクバを死なせやしない
    アメルダ:できるのか!? だったら見せてくれ
    アメルダ…良く見ていろ! 真のデュエリストのチカラを…選ばれし者のキラメキを!! オレは引く…必ずあのカードをぉ!!


    で、あっさり引けました…(^_^;)

    滅びのタイラントバーストストリームでアメルダのライフはゼロ…。(ああ、アメルダ負けたよぉ〜)
    結界が縮小し、アメルダの身体を包み始める
    心配し、駆け寄ったモクバの姿が死んだ弟の面影とダブル…
    朦朧とする意識の中、弟の形見のロボットをモクバに手渡すと同時にアメルダの魂は天に昇り、残った肉体は床に崩れ落ちた


    上の方に書いたのでこの辺は省略しますが、「選ばれし者のキラメキを!!」のセリフには笑った。
    そうか…キラメいていたのか、キミたち…(笑)
    「この世からおさらばできる」…なにげなく古い言い方に座布団一枚って感じ。今度使ってみよう(*^_^*)


★ダーツさん祭★

    まもなく一万年の時を経て、我が神の力を最大に引き出す時が訪れる
    それまでに生贄となる魂を集めて、神を復活させねば…
    時は満ちようとしている…世界に飛び散りし我らが神のカケラ…
    神の使徒となりて新たな命を得よ! はぁ〜っ!!(髪の毛を真上に吹き上げる強風がダーツさんを包む)

    やはり「四魂のカケラ」だったか…(笑)
    あの目玉が「オレイカルコス」で出来ていたなんて…驚き!
    これはこれでまた考察するのが楽しくなりそうでヤンス!



★おおぉ、今週は盛りだくさん!! 海闇祭★

    王様:オレと海馬は海馬コーポレーションに向かう
    レベッカ:私も手伝うわ、外からサポートさせて!(邪魔だよ、お前は…(^_^;))
    社長:ふっ! こんな子供が全米チャンプ…せいぜい足を引っ張るなよ 行くぞ!遊戯

    デカイパソコンをいじって出てきた画像を見ながら、スンゲー決めポーズの社長、ムダに踊る踊る…(^_^;)

    社長:ソレを率いる総帥…それがダーツ!!!!!!!

    ダーツ:名もなきファラオ…海馬瀬人…ようやく私にたどり着いたな
    社長:貴様がドーマの黒幕かぁ!!(思ったより美形のダーツさんに社長もドキドキ★)
    ダーツ:いかにも…私の名はダーツ、まもなく世界はドーマの理想に導かれ、生まれ変わる
    社長:世界の滅亡が理想だと!? 虐殺まがいの思想になんの正義もないわ!
    王様:貴様…何が目的だ
    ダーツ:目的? 名もなきファラオ…私はただ自らの運命に従っているだけ
    王様:勝手に世界の運命を決めつけ、何が運命だ
    ダーツ:ぅははははは、お前達は何も分かっていな〜い! 名もなきファラオよ、海馬瀬人よ…
    お前達の存在こそが私をこの未来に導いたのだ!
    社長:オレたちの存在が?
    ダーツ:知る必要もあるまい…お前達もじきに滅びの道を歩むのだからな…


    ダーツ:久しぶりだな…ティマイオス…その片目はうずくか…(ひぇ〜ドラゴンにも攻め攻めですか!(笑))


    ドーマの組織が「パラディウス」という組織ということが今週わかりましたね。
    超巨大な「ガングロマリク?」
    いやそうじゃなく、conglomerateらしいです。複合企業という意味だそうです(^_^;)

    ところでダーツさんは見事な攻めですねぇ〜。素敵★ 余裕のある態度が魅力です。
    セリフも意味深なモノが多く、これからの展開が楽しみデース!
    ここの自己紹介のセリフがこの間の「ブギウギ」のセリフだんたんですね。
    聞いたとき、「おおおおぉ〜」と言ってしまった(*^_^*)



ああああ、ダメだ。寝る時間だ!
細かい遺跡画像シーンの検証とかすごくやりたいけど、これは後日…。
ふふふふっ、古代文字のシーン、なかなか面白い設定ですなぁ〜。
謎解きに腹が鳴る…じゃなかった、腕がなります。
遺跡! 遺跡!! ようやく海底遺跡に話が流れてくれたよ。うれしいぃ(*^_^*)



★★★次回予告★★★
    あまりに巨大なドーマの実体…
    そんな組織とどう闘えばいいの?
    ドーマに向けて一人駆けだした城之内
    待ちかまえていたのは決着を迫るヴァロンだったの

    次回の遊戯王デュエルモンスターズは「激突! 城之内vsヴァロン」
    再来週の火曜日9月2日夜7時30分から

    デュエルスタンバイ


      ★★★次回予告★★★

      「オレと海馬は海馬コーポレーションへ向かう…!」
      そう言うと、首を軽くかしげ、海馬くんに合図を送るもう一人の遊戯…

      「まさか遊戯がオレを誘っている!?」
      とつぜんの言葉が信じられず、遊戯をじっと見つめる海馬くん…
      「やっと二人きりになれるぜ…海馬…」
      潤んだ瞳でポツリとつぶやくもう一人の遊戯…

      モンスターの追求を逃れ、エレベーターに乗り込んだ途端、
      もう一人の遊戯がそっと海馬くんの肩に手を回す…
      「なぁ…おい…」

      まさか、こんなトコロで!?

      次回 「激しく!? 海馬ラヴ闇遊戯!!」 
      デュエルスタンバイ



作画監督=羽山淳一&原 憲一
脚本=鈴木 やすゆき&吉田 伸
絵コンテ=辻 初樹&細田 雅弘
演出=又野 弘道&細田 雅弘


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