遊戯王ゴーラッシュ感想とか雑文とか(遊戯王の謎) 日記&アニメ感想の目次|前の日|次の日
今更だけど、手に入れました「ファラオの食卓−吉村作治」。
著者ならではの驚異のエジプト民俗学。 まだ途中なんだけど、読んだところまでの感想をちょこっと…。 表紙をめくると「序章」として短編小説が載っていて、アメンヘテプ三世がファラオとして登場します。 このファラオは闇遊戯さんの父親に当るんだけど、描かれているのはまだ母となる「ムトネジュメ」さんがミタンニ国から嫁いでくる前の話なので、闇遊戯さんの存在はありません。 闇遊戯さんの父親であるアメンヘテプ三世は女好きで、ハーレムには100人の女性を囲っていたので、本当なら闇遊戯さんも無類の女好きかも…とか思ったりね。 血は争えない…という感じでさ。 まぁ、想像できないけどね。やっぱセトさん一筋でいて欲しいから…(*^_^*) さらっと読んだなかで、印象的だったのはこれ。 「ファラオは風呂に入りながら、好みのものを食べて朝食とするのである。(ファラオの朝食)」 風呂に入りながら、ものを食べる…?。 ええええええ〜、そうなの!? それは初耳でした。(^_^;) 吉村先生は第18王朝に詳しい筈なので、これは本当のことなんでしょうなぁ。 風呂と言ってもタライみたいな土製の桶なので、そんなに仰々しいものではないようですが、 召使いに囲まれてタライにつかる闇遊戯さん。 風呂桶のまわりにくだものとかパンとか並べてモグモグ+パクパク…。 現代人の感覚からすると、ちょっとどうかなぁ。 私はてっきり、絨毯の上とかに座って、あぐらでもかいて食べるのかなぁと思っていたので意外でしたねぇ。 まぁ、ギリシャ人も寝ながら食事をするからなぁ〜。 風呂に浸かりながらパンを食べたり、牛乳飲むのもたいしたことじゃないのかもねぇ。 王族や神官は旨い物をたらふく食べていたようですが、農民や労働者はあんまりおいしい物を口に入れることは難しかったようです。 魚は貧乏人の蛋白源と吉村先生も書いてました。 エジプシャン城之内が「ああ、肉ってどんな味がするんだろう…」とか言うシーンを想像したりして…。 ★『ファラオの食卓-古代エジプト食物語』 著者:吉村作治 小学館ライブラリー 定価:780円(税込み)
遺跡馬鹿
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